連合小児発達学研究科

博士後期課程のみの独立研究科 ウィキペディアから

連合小児発達学研究科(れんごうしょうにはったつがくけんきゅうか、: United Graduate School of Child Development, UGSCD)は、複数の国立大学から構成される博士後期課程のみ[1]独立研究科であったが、2024年に前期博士課程も新たに併設されている。複数の大学が協力して教育研究を行う連合大学院の一つである。

概要

2009年に設置。正式な名称は、大阪大学・金沢大学・浜松医科大学・千葉大学・福井大学連合小児発達学研究科である[2]。小児発達学専攻を設置している。

構成大学[3][4]のうち、大阪大学が基幹大学にあたり、金沢大学浜松医科大学千葉大学福井大学が連携大学を務める[5]。大阪大学大学院連合小児発達学研究科では付属機関として、子どものこころの分子統御機構研究センター(2010年4月設置)が設けられているなど、それぞれの構成大学において、子どものこころの発達研究センター[注釈 1] が付属の教育研究施設として設置されている[7]

沿革

  • 2009年4月 - 大阪大学を基幹大学として、大阪大学・金沢大学・浜松医科大学連合小児発達学研究科が設置される[8]
  • 2012年4月 - 千葉大学と福井大学が加わり、大阪大学・金沢大学・浜松医科大学・千葉大学・福井大学連合小児発達学研究科となる[9]

専攻科

出典:[10]

博士後期課程(3年制)
  • 小児発達学専攻
    • こころの発達神経科学講座(大阪校)
      • 小児発達神経学研究領域
      • 子育て支援学研究領域
      • 分子生物遺伝学研究領域
      • 高次脳機能損傷学研究領域
  • こころの相互認知科学講座(金沢校)
  • こころの発達健康科学講座(浜松校)
  • 画像生物学研究領域
  • 社会支援学研究領域
  • 疫学統計学研究領域
  • こころの認知行動科学講座(千葉校)
  • こころの形成発達科学講座(福井校)
  • 情動認知発達学研究領域
  • 発達環境支援学研究領域
  • 脳機能発達学研究領域

脚注

関連項目

外部リンク

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