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薮田 翔一(やぶた しょういち、1983年8月17日 - )は、日本の現代音楽、クラシック音楽、ポピュラー音楽、電子音楽の作曲家。実姉はオペラ歌手の薮田瑞穂。
兵庫県たつの市出身。兵庫県立龍野高等学校、東京音楽大学を経て、2011年同大学大学院修了。2001年より東京音楽大学入学までの2005年まで、作曲理論、ソルフェージュを飯塚邦彦に師事。東京音楽大学入学1年前(2004年)より、作曲を有馬礼子に師事。東京音楽大学入学後、同大学院修了までの6年間に藤原豊(2005年)、糀場富美子(2006年)、西村朗(2007年~2011年)らを中心として師事。その他大学院在学中に、東京音楽大学作曲科の担当教員以外からもレッスンを受講が可能となるシステムにより、池辺晋一郎、細川俊夫からも定期的にレッスンを受け師事。
龍野アートプロジェクトで音楽監督、神戸新聞のコラム「随想」を執筆するなど活動の場を広げている。ジュネーブ音楽院にて作曲のマスタークラス、東京大学「学藝饗宴」ゼミナールにて講義、NHKカルチャーラジオにて「現代音楽講座」の講師を担当。これまでにアメリカ合衆国、スイス、オーストリア、ドイツ、フランス、スペイン、イタリア、マルタ、ポーランド、クロアチア、ベルギー、ジョージア、フィリピン、台湾など世界各国で作品が演奏されている。
近年は、小倉百人一首で歌曲(全100曲)をピアノ伴奏、弦楽四重奏伴奏で作曲するなど日本文化の発信、大型放射光施設SPring-8(兵庫県)の実験行程を音楽にした曲が雑誌Pen+の付録CDになるなど、活動は現代音楽の作曲に留まらず多岐に渡っている。2018年12月6日、浜離宮朝日ホールにて、歌曲集『小倉百人一首』(全音楽譜出版社)の出版を記念し、弦楽四重奏伴奏による百人一首全100曲の演奏会を開催。2019年4月1日、「平成」に次ぐ新元号「令和」発表数時間後に、同名の歌曲を発表し注目を集めている。同年5月28日に東京オペラシティコンサートホールにてN響委嘱作品としてオーケストラ曲「祈りの歌」、7月6日にいずみホールにていずみシンフォニエッタの演奏によるハープ協奏曲「祈りの樹」、12月13日に東京文化会館小ホールにて第26回「四人組とその仲間たち」コンサートゲスト作曲家として小川栞奈(ソプラノ)、黒岩航紀(ピアノ)の演奏による「祈りの華」を発表。
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