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日本の香川県観音寺市にある仏教寺院 ウィキペディアから
萩原寺(はぎわらじ)は香川県観音寺市大野原町萩原に所在する真言宗大覚寺派別格本山の寺院。詳しくは、巨鼇山(きょごうざん)、地蔵院(じぞういん)と号す。本尊は伽羅陀山[1]火伏地蔵菩薩。四国別格二十霊場十六番札所、四国三十六不動尊霊場二十八番札所、四国讃州七福之寺辨財天。
萩原寺 | |
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萩の花と本堂 | |
所在地 | 香川県観音寺市大野原町萩原2742番地 |
位置 | 北緯34度4分16秒 東経133度41分18.4秒 |
山号 | 巨鼇山 |
院号 | 地蔵院 |
宗派 | 真言宗大覚寺派 |
寺格 | 別格本山 |
本尊 | 伽羅陀山火伏地蔵菩薩 |
創建年 | (伝)大同2年(807年) |
開基 | (伝)空海(弘法大師) |
中興年 | 応永年間(1394年 - 1427年) |
中興 | 真恵 |
正式名 |
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別称 | 萩寺 |
札所等 |
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文化財 |
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公式サイト | 巨鼇山地蔵院 萩原寺 |
法人番号 | 2470005004121 |
香川県内有数の萩の名所である。「萩寺」とも呼ばれ、境内に24種、約2,000株の萩が植えてあり9月中旬から下旬に、いたるところで咲き乱れる。毎年その頃、当寺院を中心に周辺の、萩の丘公園、雲辺寺ロープウェイなどの会場で「萩まつり」が開催され、本堂で琴の演奏会や本堂前広場で茶会が行われる。
寺伝によれば、平安時代初期の大同2年(807年)空海(弘法大師)が建立したという。この時、空海は千手観音と地蔵の2体の菩薩像を刻んだといわれる。千手観音は四国八十八箇所六十六番雲辺寺に、地蔵菩薩は当寺院にそれぞれ安置したと伝えられており、雲辺寺の前札所である。
開創から約100年後の延喜3年(903年)醍醐天皇の勅旨談義所となった。天慶2年(929年)朱雀天皇は讃州四箇談義所(他は、香西寺・無量寿院・極楽寺[2])の一か寺に定めた。
室町時代中期の応永年間(1394年 – 1427年)に真恵僧正が中興し、室町幕府の管領・細川勝元の祈願所となった。明応2年(1492年)の記録によれば讃岐、伊予、阿波に280余寺の末寺を従える大寺であったことが窺える。
以下の7件を平成26年(2014年)12月19日登録)[6]
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