考える人 (ロダン)

オーギュスト・ロダンの彫刻 ウィキペディアから

考える人 (ロダン)

考える人』(かんがえるひと、フランス語: Le Penseur)は、オーギュスト・ロダンが制作したブロンズ像である。思索にふける人物を描写した像として知られるが、地獄に堕ちた人々を見つめているとの説もある。

概要 作者, 製作年 ...
『考える人』
フランス語: Le Penseur
作者オーギュスト・ロダン
製作年1902
所蔵ロダン美術館、パリ
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地獄の門オルセー美術館
地獄の門ロダン美術館
ロダン館の考える人(静岡県立美術館 2014年7月16日撮影)

概要

「考える人」は当初、“Le Poète”(詩人)と名づけられていたものである[1]。「考える人」の名称は、ロダンの没後にこの作品を鋳造した鋳造職人のファウンドリ・リュディエ(fr)が命名したといわれる[2]

ロダンは、装飾美術博物館Musée des Arts Décoratifs)の門を、ダンテの『神曲』に着想を得て制作し、それを『地獄の門』と名づけたが、この『考える人』はその門の頂上に置かれる一部分にあたる。

この考える人は、地獄の門の上で熟考するダンテを表そうとしたもの」であるという説や[1]、ロダン本人を表している説などがある。

設置場所

オリジナル

死後の鋳造

など計26ヶ所にある。

脚注

関連項目

外部リンク

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