考える人 (ロダン)
オーギュスト・ロダンの彫刻 ウィキペディアから
『考える人』(かんがえるひと、フランス語: Le Penseur)は、オーギュスト・ロダンが制作したブロンズ像である。思索にふける人物を描写した像として知られるが、地獄に堕ちた人々を見つめているとの説もある。
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フランス語: Le Penseur | |
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作者 | オーギュスト・ロダン |
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製作年 | 1902 |
所蔵 | ロダン美術館、パリ |
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概要
「考える人」は当初、“Le Poète”(詩人)と名づけられていたものである[1]。「考える人」の名称は、ロダンの没後にこの作品を鋳造した鋳造職人のファウンドリ・リュディエ(fr)が命名したといわれる[2]。
ロダンは、装飾美術博物館(Musée des Arts Décoratifs)の門を、ダンテの『神曲』に着想を得て制作し、それを『地獄の門』と名づけたが、この『考える人』はその門の頂上に置かれる一部分にあたる。
この考える人は、地獄の門の上で熟考するダンテを表そうとしたもの」であるという説や[1]、ロダン本人を表している説などがある。
設置場所
オリジナル
- 京都国立博物館
日本
- 国立西洋美術館
日本
- 長島美術館
日本
- 西山美術館
日本
- 名古屋市博物館
日本[注釈 1]
- 亜洲大学
台湾
- 奇美博物館
台湾
- ラーケン墓地
ベルギー
- ニイ・カールスベルグ・グリプトテク美術館
デンマーク
- ビーレフェルト美術館
ドイツ
- ザクセン連邦学校
ドイツ
- ロダン美術館 (パリ)
フランス
- ムードン (フランス)
フランス
- バチカン美術館
バチカン
- Saint-Paul de Vence
イタリア
- Waldemarsudde
スウェーデン
- プーシキン美術館
ロシア
- ボルチモア美術館
アメリカ合衆国
- ワールドトレードセンター (ニューヨーク)(行方不明)
アメリカ合衆国
- クリーブランド美術館
アメリカ合衆国
- コロンビア大学
アメリカ合衆国
- デトロイト美術館
アメリカ合衆国
- ネルソン・アトキンス美術館
アメリカ合衆国
- ルイビル美術館
アメリカ合衆国
- ロダン美術館 (フィラデルフィア)
アメリカ合衆国
- California Palace of the Legion of Honor
アメリカ合衆国
- スタンフォード大学
アメリカ合衆国
- ノートン・サイモン美術館
アメリカ合衆国
- Soumaya美術館
メキシコ
- ブエノスアイレス(議事堂正面)
アルゼンチン (位置:南緯34度36分34.3秒 西経58度23分18.1秒)
- リカルド・ブレンナンド研究所
ブラジル
- Lily Marinho collection
ブラジル
死後の鋳造
など計26ヶ所にある。
脚注
関連項目
外部リンク
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