Loading AI tools
ウィキペディアから
綿貫 理明(わたぬき おさあき、1947年 - )は、日本の工学者(電子工学、情報工学)、専修大学名誉教授。「社会知性の開発」という専修大学の教育研究の理念のもと、産官学連携により情報技術を環境問題・エネルギー問題に適用する教育・研究活動を行った。
日本の企業(三菱電機)での技術開発、米国留学(UCLA)しコンピュータ科学の学位取得、外資系企業(日本アイ・ビー・エム)における音声認識と磁気記録分野の研究開発、日本の大学(専修大学)において計算機の歴史、情報技術の環境問題・エネルギー問題への応用等の教育研究を行った。
UCLA時代は浮動小数点演算法のアルゴリズムと誤差解析、日本アイ・ビー・エム東京基礎研究所時代は音声認識と磁気記録、日本アイ・ビー・エム開発部門においてはハードディスク装置の高密度化と走査型トンネル顕微鏡による超高密度磁気記録、専修大学においては情報技術史、環境問題とエネルギー問題への情報技術の応用に関し研究を行った。
2010年に自転車型人力発電機を産官学連携で開発し、”スポーツによる創エネ”という概念を提唱した。体育施設やフィットネスクラブで多くの人々がトレーニングする際に、無駄に捨てられている人力エネルギーを回収し、集めて蓄電し、施設の電力の一部として有効活用ができると大変良い。自転車型人力発電機の発電量は一日一人100Wh程度であるが、スポーツクラブなどで多くの人が交替で漕ぐことにより発電量は増す。人力発電でも、スマホの充電、机上照明、PCやテレビなどには充分活用することができる。東日本大震災直後の電力逼迫の状況において、このアイデアにマスコミが注目したものである。
日本の企業に5年、外資系企業に13年、企業には通算18年在籍したことにより産官学連携[2]には熱心に取り組んだ。留学時代に環境問題に関心を持ち[3]、環境・エネルギー問題に情報技術を適用する研究を継続している[4][5][6][7][8][9][10][11]。綿貫研究室では専修大学情報科学研究所を通して、環境・エネルギーに関する研究成果を第1回から継続して川崎国際環境技術展に出展している。研究室では、太陽光発電パネル(Max70W)と人力発電機(平均110W)を太陽電音株式会社製WINTEX-880A充電制御器に接続し、GSユアサ製EB-100蓄電池に蓄電しインバータを通して、太陽光と人力のハイブリッド電力を机上照明やパソコンに利用している。
私たちが日常生活を営む世界は、1)精神世界、2)物質世界、3)サイバー世界から構成されており、現代はサイバー世界の力が強くなっていると考えた。日本超心理学会の編集委員、公益財団法人日本心霊科学協会の理事などを歴任し、精神世界の探求にも努めた。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.