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織りの種類 ウィキペディアから
綾織(あやおり、英: twill: ツイル)もしくは斜文織(しゃもんおり)とは、織組織の一つで、タテ糸が2本もしく3本のヨコ糸の上を通過した後、1本のヨコ糸の下を通過することを繰り返して織られたもの。平織、繻子織とあわせて三原組織の一つである。糸の交差する組織点が、斜紋線(しゃもんせん)または綾目(あやめ)と呼ばれる線を斜めに表し、できあがった模様は左右非対称になる。織組織の関係上、生地の表面はタテ糸の割合が多い。平織に比べると摩擦に弱く強度に欠けるが、地合は密で柔らかく、伸縮性に優れ、シワがよりにくい等の利点がある。
2本交差の場合を「三つ綾(2/1)」、3本交差の場合を「四つ綾(3/1)」と呼び、それぞれ斜線の角度は異なる。四つ綾(3/1)の織物を一般的に「ツイル」と呼んでいる。また(2/2)組織の綾織物もあり、これも四つ綾と呼ぶ。これはタテ糸とヨコ糸の割合が生地の表裏ともに同一で、斜線の角度が45°なのが特徴(生地の裏表は綾目の向きで判別する)。代表的な織物に「サージ」がある。
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