綱附森
徳島県三好市と高知県香美市の境界に位置する山 ウィキペディアから
徳島県三好市と高知県香美市の境界に位置する山 ウィキペディアから
綱附森(つなつきもり)は、徳島県三好市と高知県香美市の境界に位置する山である。標高1,643.1m。四国百名山選定。
天狗塚の南方3km、三嶺の南西方約6.5kmにあり、旧三好郡東祖谷山村(現徳島県三好市)と香美郡物部村(現高知県香美市)との県境に位置。
明治初年は山麓の集落名にちなんで谷道山と呼ばれていた(日本地誌提要)。明治末期から大正期には綱附山といわれた(大日本地誌)。昭和になって現名で記されるようになった(四国の尾根)。
特徴のある山容ではなく、登山の対象にはならなかった。登山者もほとんどなく原生林が残されている。北面はブナを中心とした広葉樹の原生林で、頂上付近はササが繁茂する。
徳島県下では珍しいオオヤマレンゲが自生し、ケンザンデンダ・ミヤマウラボシ・クジャクシダ・エビラシダ・チチブホラゴケなどがある。
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