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納都 花丸(なんと はなまる、1977年[要出典]9月26日 - )は、日本の漫画家・イラストレーター。女性[1]。滋賀県出身。東京学芸大学卒業。血液型はO型。てんびん座。
ペンネームは小学生の時、シャレのつもりで思いついた[1]。「納戸」を「なんと」と読むのは、読みが先で漢字を後からつけたため。デビューしたら名前は変えるつもりだったという。幼稚園の頃から絵ばかり描いており、小学生に上がった頃にはマンガ形式を意識して描き始めた。きっかけは、クラスメイトの男子が大学ノートを持参して「このノートあげるから、マンガを描いて」と頼んできたため。これが初めて描いたマンガとなった。小学三年生には、マンガを描くのが上手い転校生と組んでコピー誌を作り、小学四年生になるとマンガを描く道具にも本格的さを求め始め、お年玉をはたいてGペンなどを購入する。「最初からマンガ家になりたかった」と納戸は述べているが、家族には反対されていた(趣味の同人誌に関してはOKだった)[1]。親からは「(マンガの)投稿は大学を卒業してから」と言われて育ち、このことについて納戸は「両親は常識人なのでマンガで生計を立ててはいけないと思っている」と述べている。同人誌は許されていたので中学三年生の時に即売会に参加したが、泊まりは親が許さなかったので無理やり日帰りにした。マンガ家になることが許されなかったので劇団四季への憧れから演劇の道に進むことも考えたが、才能がなかったのと、高校が普通科だったため断念。ならば演出や脚本を担当しようとデッサンの勉強を始めた。大学に進学後は上京し、演劇学を通してストーリー作りを学ぶ。大学に在学中、同人活動をしている時に「成年誌を描いてみませんか」と出版社から誘いを受ける。演劇の道に進むつもりだったので「学生の間だけ」ということでペンネームを変えずに執筆した[1]。かつてはゲームを作っており、今でも企画したいという野望を抱いている。
成年向け作品の執筆中、コミケで同人誌を買った人(後の担当者)からメールをもらい、『風の聖痕』のイラストレーターを依頼された[1]。『聖痕』のキャラクターを描く上で納戸自身も人気作品などを見て学び、「聖痕らしさ」を研究していた。和風テイストが多いのは納戸の作風というよりは、『風の聖痕』という作品に合わせたため。作者の山門敬弘に関しては「流行を読むのが上手い」と述べており[1]、『風の聖痕』を通して次は何が流行るのかを考えていたという。イラストレーターとしてはまだまだ未熟と語っており、その一例として主人公・八神和麻の容姿が初期と後期では全然違うことを挙げている。
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