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日本の女性編み物講師 ウィキペディアから
篠原 くにこ(しのはら くにこ、1947年6月25日 - )は、日本の女性編み物講師、ニットデザイナー。 NPO法人「日本ゆび編み協会」会長。
東京都出身。駒澤大学法学部法律学科卒業。大学卒業後、家業の服飾業を手伝う。それがきっかけで小さな手芸店を経営。その傍ら、手芸教室やニットデザインスクールなどに通ううちに次第に手編みに興味を持つ。
1982年「全国あみものコンクール」で1位となり、同年、手編み教室「毛糸小屋」を設立し編み物教室の講師として活動。
1988年には「日本ヴォーグ手編み師範」を取得。
男性向けの編み物教室で参加者が編み棒をうまく扱えなかったのを見た篠原が編み棒を使わず指で編む方法を考案した。新宿高野社長室長の天野秀治(1914年8月2日 - 2009年3月11日)が篠原に「手で編んでみたら」と提案したことがきっかけとなり、独自のゆび編みの技法を生み出すことになった[3][4]。指で編むための様々な技術や作品を生み出し、ゆび編みを広める。多数の本を出版すると同時に、テレビなどメディアにも数多く出演。
2003年にはNPO法人「日本ゆび編み協会」を設立し理事長に就任。
朝日カルチャーセンターなどでゆび編み講師を務めるほか、ニットデザイナーとしても活躍[5] [6][7][8]。
著書に「ひとりであめちゃうカンタン!こどものゆびあみ」「ゆび編みニットで作るかわいい猫グッズ」「脳が若返る!楽しいゆび編み―毛糸があればすぐできる!」など[9]。
編み棒や機械を使わず、もっぱら手指を用いて編み物を編む技法。カギ編み、アフガン編み、メリヤス編み、リリヤン編みの技法が確立されている[3]。篠原のほか、2001年前後に広瀬光治による指編み作品や書籍が発表され、山本紀久子(茨城大学名誉教授)によりねじりメリヤス編み、軍手編み技法が開発されている[10]。
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