筒井頼子

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筒井 頼子(つつい よりこ、1945年2月22日 - )は日本絵本作家東京都板橋区生まれ。埼玉県立浦和西高等学校卒業[1]宮城県在住[2][3]

来歴

東京都で誕生後すぐ家族で秋田県に疎開し、終戦後もしばらく暮らして、小学校2年生のとき埼玉県に転居する[4]。高校卒業後、コピーライター養成学校に通い、広告会社に勤務していた[4]

その後専業主婦になり、子育てをしながら1976年に最初の絵本『はじめてのおつかい』(「こどものとも」240号)を出版した[4]林明子が絵を、筒井が文を担当した本書はロングセラーとなっている。林とはこの後も共著の絵本を出版している。『はじめてのおつかい』や『あさえとちいさいいもうと』は3人の娘たちがモデルになっている[5]

外国語への翻訳も多く[6]、『いもうとのにゅういん』(英語版Anna's Special Present)で、1989年のエズラ・ジャック・キーツ賞英語版新人作家賞(New Writer Award)受賞[7]

ほかに、『いく子の町』『ひさしの村』、『雨はこびの来る沼』などの童話がある。

主な作品

共著

  • はじめてのおつかい』(林明子絵)
  • 『あさえとちいさいいもうと』(林明子絵)
  • 『いもうとのにゅういん』(林明子絵)
  • 『とん ことり』(林明子絵)
  • 『おでかけのまえに』(林明子絵)
  • 『おいていかないで』(林明子絵)
  • 『ぼくがみつけた』(安西水丸絵)

参考文献

  • 筒井 頼子,林 明子「はじめてのおつかい』『あさえとちいさいいもうと』 二人が話す、あの絵本の頃 筒井頼子×林明子」『母の友』第791号、福音館書店、2019年4月、36-43頁、NAID 40021827118

脚注

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