第8回日本女子サッカーリーグ

ウィキペディアから

第8回日本女子サッカーリーグ(L・リーグ)は、1996年7月にアトランタオリンピックが開催された関係で、そのあとの8月から12月までの集中開催となった。

概要 シーズン, 優勝 ...
第8回日本女子サッカーリーグ
シーズン 1996
優勝 日興證券女子サッカー部ドリームレディース
試合数 90
ゴール数 377 (1試合平均4.19)
得点王 リンダ・メダレン (日興證券) 29得点
1995
1997
閉じる

概略

この回も2ステージ制(前期・後期)で実施したが、日興證券女子サッカー部ドリームレディースが前後期とも1位となり初優勝を果たした。しかし、このシーズンから観客が激減して、「L・リーグ冬の時代」が始まることになる。

JLSLチャレンジリーグからはOKI FC Winds(OKIレディーサンダースから改称)が、TOKYO SHiDAX LSCの廃部により参入。入れ替え戦を経ないで参入したためか他チームとの差は大きく、前後期とも最下位となったため「チャレンジマッチ'96」の勝者となった浦和レディースFCとの入れ替え戦に参加したが、2戦とも勝利して残留となった。

なおOKI FC WINDSのスポンサーである沖電気工業はL・リーグの特別協賛となり、また6月には1st OKI・Lリーグカップ’96を開催した。またシーズンオフに行われていたJLSL東西対抗戦は1997年2月に予定されていたが、諸般の事情により中止となった。

競技方法

  • 開催期間:1996年8月18日‐12月22日
  • 試合時間:以下の順で決着がつくまで行う
1.90分(45分ハーフ)
2.Vゴール方式の延長戦(最長20分(10分ハーフ))
3.PK戦で決着
  • 順位
1.各ステージ優勝チーム同士による「優勝決定戦」(前後期が同一チームの場合は実施せず)
2.勝利数
3.90分以内での勝利数
4.全試合の得失点差(延長戦の得点を含む)
5.全試合の総得点数(延長戦の得点を含む)
6.直接対決の成績(1.勝利数 2.得失点差 3.総得点数)
7.順位決定戦:90分(45分ハーフ)で決着しないときは20分(10分ハーフ)を行い、それでも決まらないときは再延長
  • 選手登録:外国籍選手は5名までとする。ただし、各試合への出場登録については交代要員を含めて3名までとする。

参加チーム

Thumb
OKI
OKI
日興
日興
読売
読売
フジタ
フジタ
鈴与
鈴与
シロキ
シロキ
プリマ
プリマ
松下
松下
宝塚
宝塚
田崎
田崎
第8回日本女子サッカーリーグ 参加チーム所在地

成績

要約
視点

○:90分勝 △:延長勝 ☆:PK勝 ★:PK敗 ▲:延長敗 ●:90分敗

前期リーグ

  • 開催期間:1996年8月18日‐10月13日
さらに見る 順位, チーム ...
順位チーム日興
証券
プリマ読売
西友
宝塚鈴与
清水
松下田崎フジタシロキOKI(90分勝)得点失点得失差
1位日興證券女子サッカー部
ドリームレディース
3-1
3-1
7-1
1-0
3-0
1v-0
3-1
4-0
16-1
9(8)0415+36
2位プリマハムFCくノ一1-3
2-1
3-0
3-0
5-1
4-1
4-1
5-2
9-0
8(8)1369+27
3位読売西友ベレーザ1-3
1-2
7-0
2-1
3-0
7-2
3-0
1-0
5-0
7(7)2308+22
4位宝塚バニーズ1-7
0-3
0-7
3-3
(4☆3)
4-0
1-0
2-0
3-1
6-2
6(5)32023-3
5位鈴与清水FC
ラブリーレディース
0-1
0-3
1-2
3-3
(3★4)
0-2
1-1
(3☆2)
1-0
1-1
(3☆1)
2-1
4(2)5914-5
6位松下電器パナソニック
バンビーナ
0-3
1-5
0-3
0-4
2-0
2-3v
1-1
(5★6)
2-0
3-0
3(3)61119-8
7位田崎ペルーレFC0-1v
1-4
2-7
0-1
1-1
(2★3)
3v-2
2-0
1-2
6-0
3(2)61618-2
8位フジタSCマーキュリー1-3
1-4
0-3
0-2
0-1
1-1
(6☆5)
0-2
2-0
3-0
3(2)6816-8
9位シロキFCセレーナ0-4
2-5
0-1
1-3
1-1
(1★3)
0-2
2-1
0-2
6-3
2(2)71222-10
10位OKI FC Winds1-16
0-9
0-5
2-6
1-2
0-3
0-6
0-3
3-6
0(0)9756-49
閉じる

後期リーグ

  • 開催期間:1996年10月27日‐12月22日
さらに見る 順位, チーム ...
順位チーム日興
証券
プリマ松下読売
西友
鈴与
清水
シロキ田崎フジタ宝塚OKI(90分勝)得点失点得失差
1位日興證券女子サッカー部
ドリームレディース
1-2
1-0
2v-1
4-2
4-1
2-0
4-0
9-0
7-0
8(7)1346+28
2位プリマハムFCくノ一2-1
2-1
1-1
(5☆4)
2-1
2-1
1-2v
5-1
4-0
4-0
8(7)1238+15
3位松下電器パナソニック
バンビーナ
0-1
1-2
2-2
(3☆2)
4-2
1-2
3v-2
1v-0
3-0
3-1
6(3)31812+6
4位読売西友ベレーザ1-2v
1-1
(4★5)
2-2
(2★3)
1-4
5-2
6-0
2-0
4-1
7-0
5(5)42912+17
5位鈴与清水FC
ラブリーレディース
2-4
1-2
2-4
4-1
4-1
2-3
2-0
6-1
9-0
5(5)43216+16
6位シロキFCセレーナ1-4
1-2
2-1
2-5
1-4
3-0
1-2
4-1
3-1
4(4)51820-2
7位田崎ペルーレFC0-2
2v-1
2-3v
0-6
3-2
0-3
2-1
2-1
2-2
(2★4)
4(3)51321-8
8位フジタSCマーキュリー0-4
1-5
0-1v
0-2
0-2
2-1
1-2
0-3
2-1
2(2)7621-15
9位宝塚バニーズ0-9
0-4
0-3
1-4
1-6
1-4
1-2
3-0
1-1
(5☆4)
2(1)7833-25
10位OKI FC Winds0-7
0-4
1-3
0-7
0-9
1-3
2-2
(4☆2)
1-2
1-1
(4★5)
1(0)8638-32
閉じる

優勝決定戦

  • 名称:1996チャンピオンシップ
  • 開催日:1996年12月29日
  • 会場:国立西が丘サッカー場

※日興證券女子サッカー部ドリームレディースが前後期とも優勝したため行われず。

年間順位

さらに見る 順位, チーム ...
順位チーム勝利(90分勝)敗戦得点失点得失差
1位日興證券女子サッカー部ドリームレディース17(15)17511+64
2位プリマハムFCくノ一16(15)25917+42
3位読売西友ベレーザ12(12)65920+39
4位鈴与清水FCラブリーレディース9(7)94130+11
5位松下電器パナソニック バンビーナ9(6)92931-2
6位宝塚バニーズ8(6)102856-28
7位田崎ペルーレFC7(5)112939-10
8位シロキFCセレーナ6(6)123042-12
9位フジタSCマーキュリー5(4)131437-23
10位OKI FC Winds1(0)171394-81
閉じる

OKI L・リーグ チャンピオンファイナル

1996年のみ開催されたL・リーグ優勝チームと、6~7月に行われたOKI L・リーグカップ96優勝チームとの対戦。

さらに見る 1 - 3 ...
閉じる

1996-97入替戦

さらに見る 3 - 1 ...
OKI FC Winds
(L・リーグ最下位チーム)
3 - 1 浦和レディースFC
(チャレンジマッチ勝利チーム)
閉じる

さらに見る 0 - 3 ...
浦和レディースFC 0 - 3 OKI FC Winds
閉じる

OKI FC WindsのL・リーグ残留決定

個人成績

出典:[1]

脚注

関連項目

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.