ルンビニ州(ネパール語: लुम्बिनी प्रदेश、英語: Lumbini Province)は、ネパール西部の州。州都はデウクリ。 2021年国勢調査の人口は512万4225人[1]で、全国の17.6%を占め、7州中3位。面積は2万2288 km²で、全国の13.4%を占め、7州中4位。州南部はマデシ地方に含まれる。
歴史
2016年11月、プラチャンダ政権は第五州の北部6郡を別の州へ移管する憲法改正案を発表した[3]。これに対してマデシ地方では反発が高まり、撤回を求める抗議運動が実施された。中でも12月19日までの20日間に渡ったゼネストは、内陸部とインドとの供給が断ったことで国内の経済は混乱した[4]。だがプラチャンダは憲法改正案を撤回せず[5]、連邦議会へ提出した。2017年8月22日に連邦議会で投票が行われ、賛成票が3分の2を越えなかったため廃案となった[6]。
2020年10月6日に暫定州名の「第五州」から「ルンビニ州」へ改称された。また州都はデウクリに決まった[7]。
人口
隣接州
- 北: カルナリ州
- 東: ガンダキ州
- 南東: ビハール州
- 南~西: ウッタル・プラデーシュ州
- 西: スドゥパシュチム州
行政区画
以下の12郡から成る。 ※の郡はガンダキ州やカルナリ州への割譲が予定されていた郡。
主要都市
交通
- ゴータマ・ブッダ空港
- チャウルジャハリ空港
- トリブバンナガル空港
- ネパールガンジ空港
- ロルパ空港
姉妹都市
脚注
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