石垣島地方気象台
日本の沖縄県石垣市にある地方気象台 ウィキペディアから
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石垣島地方気象台(いしがきじまちほうきしょうだい)は、沖縄県石垣市にある地方気象台。八重山地方(八重山列島)を管轄する。
石垣島地方気象台 | |
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石垣島地方気象台(2019年) | |
種別 | 地方気象台 |
管轄区域 | 沖縄県八重山地方 |
所在地 | 沖縄県 石垣市字登野城428番地 |
座標 | 北緯24度20分13秒 東経124度9分52.4秒 |
リンク | 石垣島地方気象台 |
大別すると予報業務、観測業務、地震・津波業務を行っており、このうち観測業務としては、地上気象観測、生物季節観測、地域気象観測(アメダス)、高層気象観測、レーダー気象観測、精密日射放射観測、大気バックグラウンド汚染観測を行っている[1]。
沖縄気象台の管轄下にあり、西表島に西表島特別地域気象観測所、与那国島に与那国島特別地域気象観測所を有している。また、石垣島の伊原間、川平、西表島の大原、波照間島に地域気象観測所を有する[2]。大気バックグラウンド汚染観測は与那国島特別地域気象観測所で行われている[3]。沖縄県最高峰の於茂登岳には、気象レーダー観測所が設けられている[4]。
生物季節観測では、日本各地の気象台で行われているもののほかに、イワサキクサゼミやリュウキュウクマゼミの初鳴、サシバの南下初見[5]、ヒカンザクラの開花や満開、デイゴやリュウキュウコスミレの開花[6]といった、八重山地方に特徴的な生物の観測を行っている[7]。
1897年(明治30年)から現在地で観測を行っており、2017年(平成29年)5月に、世界気象機関(WMO)が100年以上にわたり同じ場所で気象観測を継続している観測所を認定する「百年観測所」(Centennial Observing Stations)に、日本で初めて認定された。2018年(平成30年)12月5日には「百年観測所」の認定プレートが設置されている[8][9][10][11]。
観測所名 | 所在地 | 観測要素 | 備考 | ||||
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降 水 量 |
気 温 |
風 | 日 照 |
気 圧 | |||
石垣島地方気象台 | 石垣市登野城 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
盛山地域気象観測所 | 石垣市字盛山東牛種子 | 〇 | 〇 | 〇 | 石垣航空気象観測所(新石垣空港内に設置) | ||
伊原間地域気象観測所 | 石垣市伊原間 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||
川平地域気象観測所 | 石垣市川平 | 〇 | |||||
西表島特別地域気象観測所 | 八重山郡竹富町字上原宇那利崎 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
大原地域気象観測所 | 八重山郡竹富町南風見 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||
波照間地域雨量観測所 | 八重山郡竹富町波照間 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||
与那国特別地域気象観測所 | 八重山郡与那国町与那国 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
所野地域気象観測所 | 八重山郡与那国町字与那国 | 〇 | 〇 | 〇 | |||
真栄里地域気象観測所 | 石垣市字真栄里 | 〇 | 〇 | 〇 | 2013年3月6日まで観測。 (石垣空港内に設置) | ||
志多阿原地域気象観測所 | 八重山郡竹富町字波照間志多阿原 | 〇 | 〇 | 〇 | 2020年1月1日まで観測。 波照間航空気象観測所(波照間空港内に設置) | ||
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