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日本の英語教育者 ウィキペディアから
石井 隆之(いしい たかゆき、1956年11月27日- )は、日本の英語教育者[1]。ハロー通訳アカデミー大阪校校長、大阪外語専門学校通訳ガイド科学科長、武庫川大女子大学・京都橘女子大学・摂南大学非常勤講師、近畿大学経済学部教授・同大学総合社会学部教授を歴任[2]。近畿大学名誉教授。一般社団法人高等教育国際基準協会代表理事、言語文化学会会長、通訳ガイド研究会会長。理論言語学・社会言語学・神道や仏教を中心とした日本文化論を専門とする。
大阪府生まれ。現在は大阪府枚方市在住[3]。奈良教育大学教育学部在学中に、通訳案内業国家資格(現在の全国通訳案内士)の資格試験に合格。1980年で大学卒業後、ハロー語学センター(現在のハロー通訳アカデミー)で通訳ガイド科講師、フジテックで貿易実務および技術翻訳、大阪外語専門学校で専任講師を勤める。1991年、駿台予備校や河合塾で英語講師を勤める傍ら、筑波大学大学院教育研究科修士課程へ進学。1994年に修了、修士(教育学)。日本文化体験交流塾会員理事。
石井は、英語教師の理想像について「TEACHER」の頭文字を用いて、以下のように述べている[4]。
①Translator=訳者 (翻訳ができる人:英語と日本語の架け橋的な存在)
②Entertainer=役者 (学ぶ者を楽しませる人:授業はおもしろく)
③Astrologer=易者 (学ぶ者の未来が分かる人:生徒の相談に乗ることも必要)
④Caretaker=侍者 (学ぶ者を手助けする人:生徒に寄り添う姿勢が大切)
⑤Holy person=聖者 (清い心をもって仕事をこなす人:教師はよく聖職と言われる)
⑥Enthusiast=猛者 (情熱をもって仕事をこなす人:熱心に教え、同時に楽しむこと)
⑦Researcher=学者 (教える内容に対して探求心を持つ人:勉強と研究を愛する人)
また、教育者としての座右の銘は「虚往実帰」と述べている。これは、空海が師である恵果和尚について「空しい状態で恵果和尚のもとへ訪れた人が、心を充実させて帰っていく」様子を述べた言葉で、教育者として学生が充実した気持ちで教室を後にするような授業を心掛けてきた、という。
など
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