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創建年代は不詳。神代に、佐渡を平定しようとした大国主命が石の井戸の水を撒き、一夜で成長した12株の霊樹で造船し佐渡へ渡った。この時、12株の霊樹がある井鼻に海上守護の大神を祀った。それ故に、当初は十二所神社と呼ばれた。奈良時代、佐渡奉行が祈願して嵐が治まり帰還できたことで信仰心が高まり、和銅4年(712年)に金澤村井鼻の十二山から現在地へ遷座させた。[1]
元禄3年(1690年)から6月17日・6月18日に「海上安全祈願祭」として執り行われる。後に他の神社と合同で行うようになり、平成22年からは「出雲崎大祭」に改称した。神輿は、良寛堂から尼瀬、井鼻を周り、良寛堂に戻る。
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