目(め、2012年 - )は、日本の現代芸術活動チーム。2012年に現代美術家の荒神明香と表現活動集団wah document(南川憲二+増井宏文)によって結成された。 作品は主にインスタレーション作品の形態をとっており、資生堂ギャラリー『たよりない現実、この世界の在りか』(2014) では長蛇の列ができるなど、ホテル型の展示が大きく話題を呼んだ。そのほか、瀬戸内国際芸術祭(2013年)、宇都宮美術館屋外プロジェクト『おじさんの顔が空に浮かぶ日』(2013-14)[1]、越後妻有トリエンナーレ(2015年)、北アルプス国際芸術祭(2017年)、「六本木クロッシング2019展:つないでみる」(2019年)、千葉市美術館「目[mé] 非常にはっきりと わからない」(2019年)[2]など体感型の作品で注目を集めている。2020年には十和田の〈Arts Towada〉に参加。 [3]
目【め】 | |
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生誕 | 2012年 |
国籍 | 日本 |
公式サイト | https://mouthplustwo.me/jp/biography.html |
- 2012年 - 結成
「目」というチーム名は、荒神が現象を人の網膜に残すという意味で、よく「肉眼に届ける」という言葉を使っていたことと、wah documentがアイデアから作品が実現する瞬間を参加者と共に“目の当たり”にすることをテーマに活動してきたことから、共通のキーワードとして浮かび上がったことに由来する[4]。
展覧会で発表された作品
- 2012年 - 『サイトスペシフィックナイトサファリ』/墨田川「すみだ川アートプロジェクト」
- 2013年 - 『FICTIONAL SCAPER』/象の鼻テラス[5]
- 2013年 - 『おじさんの顔が空に浮かぶ日』/宇都宮美術館「宇都宮美術館館外プロジェクト2013 」[6]
- 2014年 - 個展『状況の配列』/三菱地所アルティアム[7]
- 2014年 - 個展『たよりない現実、この世界の在りか』/資生堂ギャラリー[8]
- 2014年 - 『おじさんの顔が空に浮かぶ日』/宇都宮美術館「宇都宮美術館館外プロジェクト 2014」
- 2015年 - 『REPLICATIONAL SCAPER』/水戸芸術館「カフェ・イン・水戸R」展
- 2015年 - 『TOKYO MOMENT』/東京都現代美術館「東京アートミーティングⅥ“TOKYO”見えない都市を見せる」展
- 2019年 - 『目【mé】 非常にはっきりと わからない」』/千葉市美術館
国際芸術祭で発表された作品
- 2013年 - 『迷路のまち~変幻自在の路地空間~』/小豆島「瀬戸内国際芸術祭2013」
- 2014年 - 『世界に溶ける:リサーチドキュメント』/象の鼻テラス「ヨコハマ・パラトリエンナーレ2014」
- 2015年 - 『見立線』/大分市街「大分トイレンナーレ2015」
- 2015年 - 『憶測の成立』/新潟県十日町市街「越後妻有 大地の芸術祭2015」
- 2017年 - 『信濃大町実景舎』/長野県信濃大町市「北アルプス国際芸術祭2017」
その他の活動
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