白雲母
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白雲母(しろうんも、英語: muscovite[4]、マスコバイト)は、ケイ酸塩鉱物(フィロケイ酸塩鉱物)の一種。化学組成は KAl2□AlSi3O10(OH)2、結晶系は単斜晶系、まれに三斜晶系のものもある[要出典]。雲母グループのうち、2八面体雲母に属する。
産出地
性質・特徴
和名のとおり、白色または透明で、組成によっては黄色、褐色などの色がついているものもある。
K のかわりに Na が入ったものはソーダ雲母(NaAl2□AlSi3O10(OH)2)であるが、外見上からは見分けにくい。
変種
- 絹雲母(sericite、セリサイト)
- 微細な白雲母[5]。粘土鉱物の一種。
- クロム白雲母(fuchsite、フクサイト)
- 含クロム白雲母[5]。ヨハン・ネポムク・フォン・フックスにちなみ命名された[6]。
- 絹雲母
- クロム白雲母(フクサイト)
用途・加工法

大型結晶は造山運動の盛んな場所から発見され、採掘し、利用されている。
耐熱性のある絶縁材料として、真空管やアイロンの内部、そしてマイカコンデンサに用いられた。耐熱性のある透明材料として、ストーブののぞき窓にはめるなどの使い方もされる。微粉砕したものを、プラスチックや塗料に混ぜて、真珠光沢を持たせる顔料としても使われている。
名称
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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