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『牌王伝説ライオン』(はおうでんせつライオン)は、志名坂高次による日本の漫画作品。作者が『ヤングチャンピオン』(秋田書店)で連載している作品『凍牌』の登場人物・堂嶋を主人公としたスピンオフ作品で、『近代麻雀オリジナル』(竹書房)にて2010年6月号から2013年6月号まで第1部が連載。その後、『近代麻雀』(同社刊)にて、第2部『牌王血戦ライオン』(はおうけっせんライオン)とタイトルを変えて2015年6月15日発売の2015年7月15日号から2017年5月15日号まで連載された。
麻雀で生計を立てる青年・石原は、雀荘で麻雀での負けが込みやるせない気持ちになっていた。それを前後して「ライオン」と比喩されるほどの豪快な麻雀を打つ男・堂嶋が現れる。石原は堂嶋の麻雀の打ち方に惹かれて行動を共にすることになり、堂嶋も石原を気に入り「イッシー」とあだ名するほどの仲になる。堂嶋は様々な強豪の麻雀打ちやクセ者ぞろいの雀ゴロたちを相手に大金や自身の豪運を武器に勝ち抜いていくが、かつて日本一といわれた代打ち・黒田勝との壮絶な死闘の末に敗北し借金だけが残った。そこから堂嶋は自分の麻雀を問い直すように雀荘で素人の客と地味な麻雀を打つなかで、堂嶋自身が忘れていた麻雀に対する気持ちを思い出し一皮剥けて勝利を収める。堂嶋は後に裏世界の金貸しから「人間島麻雀大会」のサバイバルで勝ち抜いて借金を帳消しにできる話に乗り参加。そこでの様々な特殊な麻雀における死闘を乗り越えて完全勝利を収め、借金を帳消しにした後は石原と別れてピン打ちに戻って麻雀を打つ日々を送るところでひとまず物語は終わる。
人間島麻雀大会以降、長らく姿を消していた堂嶋は、フリー雀荘に来ていた。それを前後して伝説として名を轟かせた「堂嶋」の名を騙る少年(クニヒロ)は雀ゴロたち3人に流れに乗って大勝ちしていたが、途中から本性を露にした雀ゴロに高レートのサシウマを仕掛けられた途端に流れを奪われて危機に陥る。見かねた堂嶋は少年を消火器で殴って気絶させ、乱入する形で大金をかけて雀ゴロ3人と勝負し圧勝。その後、人間島の所長から「土曜会を追え」と言われていた堂嶋は土曜会の生き残りから本物の堂嶋(以下、堂嶋〈本物〉)に繋がる手掛かりとなる会社、サイバーロックが主催する麻雀大会、サイバー杯の予選に参戦、見事勝利を収める。しかし、その直後に戸村から人間島の脅威が去っていないことが明かされ、堂嶋は全ての真実を知ると考えられるサイバーロックに近づくため、サイバー杯の決勝に臨む。
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