澤田康幸
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澤田 康幸(さわだ やすゆき、1967年9月16日[1] - )は、日本の経済学者。
東京大学教授。専門分野は開発経済学、教育経済学、フィールド調査、特に開発途上国の教育開発、貧困問題、プログラム評価の経済分析で著名。大阪大学修士(経済学)(1992年)、東京大学修士(学術)(1994年)、スタンフォード大学Ph.D(1999年)。
兵庫県西宮市出身。開成中学校・高等学校卒業後、慶應義塾大学経済学部の高梨和紘のゼミで開発経済学を学び[2]、1990年に卒業する。
1992年に大阪大学大学院経済学研究科修士課程を修了し、1994年に東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻修士課程を修了、1996年に米国スタンフォード大学大学院食糧研究所修士課程を修了、1999年に同経済学部博士課程を修了した。
1999年に東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学の助教授に着任し、2003年に同大学院経済学研究科助教授(2003年3月31日まで総合文化研究科併任)、2008年に経済学研究科・総合文化研究科准教授(兼担)に就任、2012年に教授(兼担)となる。
国内では、開発経済学研究における中堅的研究者に位置づけられ(他に黒崎卓(一橋大学教授)など)、開発研究における経済学の厳密な応用・定量的研究を志向する。米国スタンフォード大学では計量経済学とミクロ経済学を手法に用いる開発ミクロ経済学、開発ミクロ計量経済学を修め、帰国後もこの分野で精力的に研究活動を行っている。特に、開発途上国における教育開発や貧困削減を専門とするほか、近年はマクロ経済学を用いたカリブレーション分析や、フィールド実験(実験経済学)などの新しい分野を採用、開拓しつつある。主な調査経験地域は、エルサルバドル、フィリピン、タイなどである。
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