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滬東中華造船(集団)有限公司(ことうちゅうかぞうせん-しゅうだん-ゆうげんこうし)は中華人民共和国上海市に立地する造船会社。国有持株会社の中国船舶工業集団公司(CSSC)の子会社である。
上海の黄浦江下流の復興島付近に立地する滬東造船廠と中華造船廠が、2001年に合併してできた会社である。合併前の両造船廠は黄浦江を挟んで向かい合った位置にあり、東岸に滬東造船廠、西岸に中華造船廠があった。
本造船所は中国ではじめてLNG船を自主独力で開発設計した。黄浦江沿いの事業所に加え、2000年代後半に大型外航用商船の建造を見据えて、子会社を設立し長興島造船基地(造船用工業団地)に進出させている。
合併前の滬東造船廠において、フリゲートの成都級、江東型、江滬型、江衛型が建造された。ロメオ型潜水艦、コマール型ミサイル艇なども建造された[1]。
合併前の中華造船廠において、旅大型駆逐艦、玉坎型揚陸艦、玉亭型揚陸艦、玉登型陸艦などが建造された[1]。
合併して滬東中華造船有限公司になってからは、引き続き玉亭型揚陸艦の後期型を建造するとともに、中国初のドック型揚陸艦の玉昭型、最新鋭のフリゲートである江凱型、中国初の強襲揚陸艦の075型などを建造している[1]。
2013年の滬東中華造船有限公司の建造量は989,000DWT、建造量国内シェア2.2%で14位であった。また子会社の上海江南長興造船有限責任公司の建造量は1,214,000DWT、建造量国内シェア2.7%で12位であった[2]。両社を合わせると建造量2,203,000DWT、建造量国内シェア4.9%で国内順位3位の規模となる。
以下の記述は、リポート「中国造船企業の事業概況 2010」を参照した。
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