滝畑ダム
大阪府河内長野市にあるダム ウィキペディアから
滝畑ダム(たきはたダム)は大阪府河内長野市滝畑、一級河川・大和川水系石川の上流部に建設されたダムである。大阪府滝畑ダム管理事務所が管理する。
概要
大阪府によって建設された補助多目的ダム。1967年に工事着手、1981年竣工。アーチ式ダムのように堤体がカーブを描いているが、構造上は重力式コンクリートダムであり、堤高は62.0m。石川流域の治水と耕作地への灌漑用水供給、河内長野市及び富田林市への上水道供給が目的である[1]。現在完成している大阪府内のダムでは、最大規模のダムである。
周辺には遊歩道やキャンプ場が整備され、奥河内の行楽地のひとつとなっている。渡り鳥の飛来も見られ、特にオシドリが有名で新河内長野八景に「滝畑ダムのオシドリ」として登録されている。ダム下流部の右岸の岩壁には地蔵菩薩、観音菩薩の二体の磨崖仏が彫られており、堤体からも見ることができる。ダム上流には滝畑四十八滝があり、合わせて大阪みどりの百選に選定されている[2]。
- 滝畑ダムの非常洪水吐き:一定水位に達すると穴から自動的に水が流れ落ちる
- ダム下流部の右岸の岩壁に彫られた二体の磨崖仏(注:赤線で囲った部分)
- ダムの近くの滝畑レイクパーク
アクセス
公共交通
- 南海高野線および近鉄長野線 河内長野駅から日野・滝畑コミュニティバス「滝畑ダム行き(400、419、419V系統)」に乗車し、「滝畑ダムサイト」バス停下車すぐ。
車
周辺施設
- 滝畑ふるさと文化財の森センター
- 岩湧の森「四季彩館」
- 関西サイクルスポーツセンター
脚注
関連項目
外部リンク
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