国営沖縄記念公園

沖縄県にある公園 ウィキペディアから

国営沖縄記念公園map

国営沖縄記念公園(こくえいおきなわきねんこうえん)は、沖縄県沖縄本島にある国営公園。大きく沖縄県本部町にある海洋博覧会地区と、那覇市にある首里城地区の二つの地区に分けられる。海洋博覧会地区は日本の都市公園100選、首里城地区は日本の歴史公園100選にそれぞれ選ばれている。

概要 国営沖縄記念公園 Okinawa Commemorative National Government Park, 分類 ...
国営沖縄記念公園
Okinawa Commemorative National Government Park
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国営沖縄記念公園(海洋博覧会地区)と伊江島 Thumb
分類 都市公園
所在地
沖縄県国頭郡本部町(海洋博覧会地区)
沖縄県那覇市(首里城地区)
座標 北緯26度41分27.5秒 東経127度52分40.5秒
面積 71.6 ha(海洋博覧会地区)
2.7 ha(首里城地区)
前身 国営沖縄海洋博覧会記念公園(海洋博覧会地区)
首里城跡地(首里城地区)
開園 1976年9月1日
運営者 一般財団法人沖縄美ら島財団 
年来園者数 728万人 460万人(海洋博覧会地区)
268万人(首里城地区)
(2015年度)[1]
現況 8:00 - 20:30(地区・施設により異なる)
設備・遊具 沖縄美ら海水族館、熱帯ドリームセンター、海洋文化館、エメラルドビーチ(海洋博覧会地区)
首里城守礼門(首里城地区)
駐車場 あり(1265台:海洋博覧会地区、116台:首里城地区)
アクセス 許田インターチェンジより車約50分(海洋博覧会地区)
首里駅徒歩約15分(首里城地区)
告示 1976年(昭和51年)8月30日建設省告示第1237号、(変更)1987年(昭和62年)3月25日建設省告示第780号、(変更)1988年(昭和63年)1月28日建設省告示第133号、(変更)1992年(平成4年)10月27日建設省告示第1749号、(変更)2003年(平成15年)12月5日沖縄総合事務局告示第57号
事務所 内閣府 沖縄総合事務局 国営沖縄記念公園事務所
事務所所在地 沖縄県国頭郡本部町字石川424番地
備考 日本の都市公園100選に選定 設計家・技術者 = 中島健 (造園家)
公式サイト http://oki-park.jp
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事業主体は内閣府沖縄総合事務局であり、計画・整備は同局が実施しているが、管理は一般財団法人沖縄美ら島財団に委託されている。

海洋博覧会地区

施設概要

沖縄県本部町に所在。沖縄県の日本復帰を記念して1975年7月から1976年1月にかけて沖縄国際海洋博覧会が開催されたが、それを記念して博覧会跡地に1976年9月1日に国営沖縄海洋博覧会記念公園として供用開始された公園[2]。通称は海洋博公園。開園面積は71.6ヘクタール

1987年3月25日に、公園名を国営沖縄記念公園海洋博覧会地区へ改称した[3]

1993年まで、海洋博のシンボル的施設であったアクアポリスが残されていた。

主な園内施設

  • 沖縄美ら海水族館(有料)、イルカショー(無料)等
  • エメラルドビーチ - 遊泳無料。2001年5月に環境省が指定した「日本の水浴場88選」に選出されている。
  • おきなわ郷土村
  • おもろ植物園 - 沖縄国際海洋博覧会の名誉総裁を務めていた、皇太子時代の明仁天皇の提案により設置された[4]
  • 海洋文化館
  • 熱帯ドリームセンター
  • 熱帯・亜熱帯都市緑化植物園

主なイベント

ギャラリー(海洋博覧会地区)

首里城地区

施設概要

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首里城正殿

沖縄県那覇市首里当蔵町に所在。1988年1月28日に、国営沖縄記念公園首里城地区として都市公園の区域指定を受け[6]沖縄戦で破壊された首里城を復元し1992年11月3日から供用開始した[7]。園内には正殿が復元され、南殿・北殿などの建物、歓会門・奉神門などの城門も復興されており、2019年1月に完成したが同年10月31日に正殿と北殿、南殿など計7棟が焼失した。通称は首里城公園。開園面積は2.7ヘクタール。

主な園内施設

  • 首里城正殿
  • 御庭
  • 北殿・南殿・番所(展示施設がある)
  • 守礼門

経緯

国宝であった首里城は、第二次世界大戦中の1945年3月の沖縄戦で破壊された[8]1986年11月、「国営沖縄海洋博覧会記念公園」を「国営沖縄記念公園海洋博覧会地区」と改称し[9]、沖縄本土復帰20周年記念事業として「国営沖縄記念公園首里城地区」を整備することが閣議決定された[10]

脚注

外部リンク

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