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泰西映画株式会社(たいせいえいが-、Taisei Eiga Co., Ltd., 1920年代 創立 - 1960年1月 吸収合併)は、かつて存在した日本の映画会社である。東急レクリエーションの前身の1社である。
時期は不明であるが、第二次世界大戦前のサイレント映画の時代、「小山商会映画部泰西映画社」としてロイド・ベーコン監督の『間諜』を公開している記録がある[1][2]。
戦後、1952年(昭和27年)8月7日、新東宝との共同配給でロベルト・アドルフ・シュテムレ監督の『ベルリン物語』を公開している[2]。ニッポンシネマコーポレーション(NCC)、東和映画(現在の東宝東和)、新外映、映配、東急文化会館映画部(現在の東急レクリエーション)と共同配給を多く行った[2]。
専務取締役であった坂梨健雄が代表取締役に就任し、1960年(昭和35年)初頭に発行された『映画年鑑 1960』には、坂梨を代表取締役として名刺広告を掲載した[3]が、同年3月1日、東急文化会館に吸収合併されて消滅した[4]。東急文化会館は、泰西映画の輸入配給を引き継ぎ、1966年(昭和41年)11月1日、新日本興業に吸収合併され、1969年(昭和44年)6月26日には、新日本興業は「東急レクリエーション」に商号を変更した[4]。
キネマ旬報映画データベースに見られる配給作品の一覧であり、日本での配給作品のみである[2]。日本公開順。
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