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1973年の海援隊のシングル ウィキペディアから
「母に捧げるバラード」(ははにささげるバラード)は、日本のフォークバンド・海援隊のインディーズ2作目及びメジャー5作目(通算10作目)、メジャー22作目(通算27作目)のシングル。
1974年にジャーナリストの竹中労が、鈴木清順監督に映画が撮れるようと東映に橋渡しし[2]、鈴木の映画復帰作として東映で映画化を予定されたことがある[2][3][4][5][6][7][8]。内容は吉原のソープランドが舞台で[3]、偏屈な江戸っ子が主人公と[3]、曲のイメージとはかけ離れているが、脚本は佐々木守と東映の内藤誠の共作[3][4]、主演は岡田裕介で、武田鉄矢の出演も予定し[6][8]、製作も発表されていた[5]。ところが岡田裕介が脚本を読み、自宅で父の岡田茂東映社長に「こんなホンで東映はよく映画を作っているね」と言ったら、岡田茂もホンを読み「確かに酷い」と認め、岡田茂は翌朝、出社するなり社内で怒鳴り散らし、本作の企画を出したプロデューサーをクビにし企画も潰した[6][8]。武田の俳優デビューももう少し後になった[5]。
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