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機甲虫隊ビートラスは、1984年にタカトクトイスが企画したシリーズ。プラモデル展開は今井科学が行った。コミカライズも宮尾岳により児童雑誌てれびくんにて1984年から短期連載された。タカトクが倒産後は、玩具版の金型はハズブロに渡り、海外版トランスフォーマーの金型となった。JAM[要曖昧さ回避]の未来昆虫の原型ともなった。
地底都市コムンには思想的な違いにより別れて暮らすエキム族とガイム族の二種類の種族がいた。エキム族は地底に安住し平和を好む種族、ガイム族は好戦的で地上支配を目論んで争いを好む種族であったが、ガイム族はエキム族の支配下にあり、地上侵略を進めることはできなかった。力による武力の均衡が保たれていたため、地上、地底には平和が続いていたが、地上で起きた必要以上の地中資源開発、鉱物資源の発掘により自然界のバランスが崩れ、影響はエキム族に及びガイム族の地上侵略を許してしまう。
1984年、地球各地で謎の地殻変動が起き、実態はつかめずにいた。被害は大きく津波や地震により多くの大都市は一瞬にして壊滅してしまう。大都市の多くは軍事施設を有するところが多かったため各国間に緊張が走る。世界的事件にかかわらず日本には被害が及んでいなかったが、ある日多くの人々で賑わう新宿副都心に突如として地響きとともに2体の巨大なガイムのメカ昆虫が現れ、次々と地上を破壊していった。東京が壊滅すると思われた最後の瞬間、彼の前に新手のメカ昆虫が出現し、守を助け、2体のメカ昆虫を撃退する。目の前に横たわるメカ昆虫の中から出てきた少年は機甲虫隊ビートラスのリーダー、カリムで地下都市コムンから来たことを説明。守に機甲虫隊ビートラスのリーダーになってくれることを頼み、絶命する。
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