楞伽師資記
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『楞伽師資記』(りょうがしじき)は、浄覚(玄賾の弟子)によって書かれた中国禅宗の灯史。全1巻。
『楞伽経』を主な経典とする楞伽宗(初期禅宗)の歴史が書かれており、楞伽経の翻訳者である求那跋陀羅から、普寂らに至るまでの禅宗北宗系の人物が書かれている。
成立年には景龍2年(708年)頃説と、開元4年(716年)頃説がある。
敦煌文献・チベット文献に、部分で存在する。
内容
エディション
- 『大正新脩大蔵経』85巻、古逸部所収、No.2837
翻訳
参考文献
- 『禅学大辞典』p1281
関連項目
- 『楞伽人法志』 - 本書の元となった燈史
外部リンク
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