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栄町(さかえまち)は、大阪府池田市にある地名である[1][2][3]。丁番をもたない単独町名である。郵便番号は563-0056[4]。当地域の人口は、2017年12月末時点で 832 人である(池田市市民生活部総合窓口課の資料による)[3]。
池田市の西部に位置する[5][6][7]。北は栄本町と、東は大和町、菅原町と、南は満寿美町、呉服町、室町と、西は槻木町とそれぞれ隣接している[5][7]。南端部に、阪急電鉄宝塚本線池田駅がある[5][7]。槻木町との境の一部を、国道176号が通っている[5][7]。大和町との境を、大阪府道9号箕面池田線が通っている[5][7]。
池田駅前交差点から北へ伸びる栄町通り線のうち、同交差点から当地域の北端までの範囲に商店街「サカエマチ1番街」が展開しており[7][8][9][10][5]、駅と商店街を歩道橋が結んでいる[11]。当地域は、池田市立池田小学校および池田市立池田中学校の校区に含まれる[12]。
阪急宝塚本線の池田駅が位置し、商業地と周辺の閑静な住宅街で占められる。地価は2023年(令和5年)1月1日の公示地価によれば栄町10-7の地点で60万円/m2となっている。池田市内で最も地価が高い[13]。
1910年(明治43年)、大阪から池田を経て宝塚までの間に箕面有馬電気軌道(現在の阪急電鉄)が開通され、1932年(昭和7年)、大阪から池田までの間に府道(現在の国道176号)が開通されると、商店街が池田駅の周辺に形成され、駅の北側の当地域も繁栄してきたことが、地名の由来になったとされる[1]。
1944年(昭和19年)4月、町名変更が行われ、田中町の大部分が栄町一丁目、林口町の全域と田中町の一部が、栄町二丁目となる[14][15]。1949年(昭和24年)7月、北摂自由市場が開設される[16]。
1970年(昭和45年)3月1日、栄町一丁目、二丁目に、呉服町一丁目、室町一番丁から三番丁、大和町、槻木町の各一部が編入され、新たに栄町が制定された[17]。1987年(昭和62年)、サカエマチ1番街にカラー舗装が完成される[18][19]。1990年(平成2年)、風にはためく衣をかたどったモニュメント「呉服の里」(「衣被きの碑」)が池田駅前に完成される[20][21]。1998年(平成10年)、野乃鳥1号店が開店される[22][23]。2009年(平成21年)4月10日、おおやま歯科が開院される[24]。2010年(平成22年)6月、関西大学および関西学院大学の学生によって運営される「関関COLORSチャレンジショップ」が商店街の中に開設される[25][26]。2017年(平成29年)2月、時光舎が菅原町から移転し開店される[27]。2018年(平成30年)2月17日、大阪池田ゲストインフォメーションが開設される[28]。2019年(令和元年)11月16日、銀座に志かわ 阪急池田店が開店される[29][30]。
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