柳家小せん (5代目)
神奈川県横浜市戸塚区出身の落語家 ウィキペディアから
五代目 柳家 小せん(やなぎや こせん、1974年6月28日 - )は、神奈川県横浜市戸塚区出身の落語家。本名∶河野 重信。出囃子は『せり』。
経歴
明治学院大学国際学部国際学科卒業。
1997年4月に鈴々舎馬桜に入門、 わか馬を名乗る。 三遊亭歌ご、五街道のぼり、桂南坊と共に楽屋入り。
2000年6月、二ツ目昇進。2002年に第13回北とぴあ若手落語家競演会 北とぴあ大賞受賞。2006年1月に十代目鈴々舎馬風門下に移籍。
2010年9月に入船亭扇里、林家きく麿、三遊亭鬼丸、三代目蜃気楼龍玉と共に真打昇進し、「五代目柳家小せん」を襲名[1]。
芸歴
逸話
馬桜に弟子入りし楽屋入りする当日、馬桜は師匠の馬風より赤飯を炊いた旨の連絡を受けていたが、それを忘れてしまいそのまま寄席に行ってしまった。これに馬風は激怒し馬桜を破門にしてしまった。小せん(わか馬)は楽屋入り当日に師匠が大師匠に破門になったということになる。その後馬桜の破門は解かれた。
三代目橘家文蔵、入船亭扇辰と音楽ユニット「三K辰文舎(さんけーしんぶんしゃ)」を結成、小せんはギター・ボーカルを担当。落語会や落語協会のイベントなどで演奏を披露している。ユニット名は、三人とも本名の名字のイニシャルがK(河野・込山・川越)で始まることと、入船亭扇「辰」、橘家「文」左衛門(当時)、鈴々「舎」わか馬(当時)の1字ずつを取って命名した。
演目
古典
新作
出演・ソフト
- 親子できこう 子ども落語集 めぐろのさんま・牛ほめ(日本コロムビア、2012年1月)COCJ-37186-7 - 「牛ほめ」収録
出囃子
- スーダラ節(1997年 - 2010年)
- せり(2010年 - )
弟子
二ツ目
前座
- 柳家ひろ馬
- 柳家小じか
脚注
外部リンク
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