松澤 裕作(まつざわ ゆうさく、1976年 - )は、日本の歴史学者。慶應義塾大学経済学部教授。専門は日本社会史(近世・近代史)。
略歴
東京都生まれ。麻布中学校・高等学校、東京大学文学部卒業。後、同大学大学院人文社会系研究科に進学し、同博士課程中退。2009年「明治地方自治体制の起源 近世社会の危機と制度変容」で博士(文学)取得。
2002年東京大学史料編纂所助手、2007年助教、2011年専修大学経済学部准教授、2014年慶應義塾大学経済学部准教授。のち教授。
著書
- 『自由民権運動 <デモクラシー>の夢と挫折』岩波書店 2016
- 『町村合併から生まれた日本近代 明治の経験』講談社選書メチエ 2013
- 『重野安繹と久米邦武 「正史」を夢みた歴史家』山川出版社 日本史リブレット 2012
- 『明治地方自治体制の起源 近世社会の危機と制度変容』東京大学出版会 2009
- 『生きづらい明治社会 不安と競争の時代』岩波ジュニア新書 2018
- 『日本近代村落の起源』岩波書店 2022
編著
共著
翻訳
- マーガレット・メール『歴史と国家 19世紀日本のナショナル・アイデンティティと学問』千葉功と訳者代表、東京大学出版会 2017
参考
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