木村石(きむらせき、 Kimuraite-(Y))は、1986年に発表された日本産新鉱物で、筑波大学地球化学者長島弘三などにより、佐賀県唐津市肥前町に露出する玄武岩の空隙から発見された[1]化学組成はCaY2(CO3)4・6H2O。斜方晶系東京大学木村健二郎の無機化学分析、特に希土類元素分析における業績をたたえて命名されたもの。なお、学名のKimuraite-(Y) のYは、イットリウムのことであるが、新しく別の希土類元素を主成分とする種が発見されるまでは、和名表記は「木村石」で良く、「イットリウム木村石」とする必要はないとされる。

脚注

関連項目

参考文献

外部リンク

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