木山 仁(きやま ひとし、1974年〈昭和49年〉1月9日 - )は、鹿児島県鹿児島市出身の空手家。極真会館(松井派)名古屋中央支部の支部長。極真空手五段。身長176cm、体重93kgという体格ながら、第8回オープントーナメント全世界空手道選手権大会で優勝した。選手時代のキャッチフレーズは「弾丸ファイター」。
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概要 きやま ひとし 木山 仁, 生誕 ...
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※1995年(平成7年)以降の大会は、極真会館松井派主催。
- 打たれ強く、スピードが有り、スタミナが豊富であり、それを最大限に生かした組手をする。
- 様々な突き、蹴り技をそつなく使いこなせるため、何かの得意技を中心に組み立てるスタイルではなく、対角の攻撃や、大技で警戒させた直後の攻撃等、相手の反応を散らした隙に圧倒的なラッシュで相手を畳み掛けるパターンを多く取り入れる。
- 木山の特徴でもあるラッシュは、元々スピードのある中量級の選手の木山が、そのスピードを落とさないまま重量級に増量することで身につける事ができた。このため、重量級としてはさほど大きな体格ではない木山が、大型でパワーのある選手と対戦しても、スピードのあるラッシュで打ち合いに勝つことができた。ちなみに、この特徴的な怒涛のラッシュから『弾丸ファイター』というキャッチフレーズが付くようになった。
- 第34回全日本選手権を観戦していた元キックボクサーの藤原敏男は、木山の組手を「まるでキックボクサーのような動きだ」と評した[どこ?]。
- 素朴でストイックなイメージに加え、自分より体格に勝る選手でも、ダメージを与えて勝とうとする姿勢から道場生の尊敬する選手として挙げられる事が多い。
- 高校1年の夏に友人に誘われて道場に入門したが、初めから上位選手を目指していた訳ではなく、当初は趣味程度の感覚で一般の道場生として通っていた。
- 学生時代はスポーツ万能という訳ではなく、体育の成績は平凡で、強いて挙げれば長距離走のタイムが平均より若干速いという程度であった。
- フルコンタクト空手の選手としては珍しく高重量を扱うウエイトトレーニングを殆ど行わなかった。その代わりに主に自重を使った運動を高回数行うトレーニングや、師匠である竹隆光考案の、砲丸投げや自動車を押して歩く独特のトレーニングで強靭な基礎体力を身に付けた。なお、そのトレーニング風景はジャンクSPORTSに出演した時に放映された。
- 弾丸ファイター 木山仁(MEDIA8)2004年発売
- 最後の決闘 木山仁の50人組手(MEDIA8)2007年発売