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日本の漫画家 (1937-) ウィキペディアから
望月 あきら(もちづき あきら、本名:渋谷 正昭、1937年4月23日[1] - )は、日本の漫画家。静岡県富士郡吉原町(後の吉原市、現・富士市)出身、神奈川県相模原市在住。漫画家の望月みさおは実兄。
中学3年生の時に父親が亡くなり、工場で働きながら漫画を描いて腕を磨く。憧れていた劇画家の佐藤まさあきに招かれ大阪へ移り、1957年に『聡明活殺剣』(日の丸文庫)で貸本漫画家デビュー[1]。
日の丸文庫倒産後に一度帰郷するが、その後上京。貸本漫画を取り扱う東京漫画出版社で『花つみ日記』『母やまびこ』『姉妹すみれ』『花のかんむり』等の少女漫画を多数執筆し、少女漫画家としての地位を築いた。他には『毒牙』等の探偵漫画も発表している。
その後、「少女フレンド」、「週刊少年チャンピオン」などの少年少女向けの雑誌に進出し、『サインはV!』(原作・神保史郎、1968年連載開始)と『ゆうひが丘の総理大臣』(1977年連載開始)はテレビドラマ化され大ヒットした。
アシスタントの同時雇用人数は最大7人に達した時期もあったものの、1990年頃に最後の一人を雇用終了し、その後は望月一人だけでやりたい仕事だけを選んで描く、悠々自適の著作生活を送っている[2]。
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