春の大曲線(はるのだいきょくせん)は、の夜空に見られる明るい恒星の並び(アステリズム)。

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春の大曲線 : 北斗七星(左上)の柄杓カーブを延ばした(矢印)先にアークトゥルス、さらに延ばせばスピカがある。

春になると、おおぐま座にある北斗七星上方経過となり天頂近くに高くのぼる。そのひしゃくの柄のカーブを柄の端の星(η)の方へ延ばしていくと、 うしかい座α星で1等星のアークトゥルス、そのまま続けてカーブを伸ばすとおとめ座α星でやはり1等星のスピカに届く。さらに伸ばすと曲線はからす座に至る[1][2]

この呼び名を考案したのは日本の天文学者鈴木敬信である[3][4]。また五島プラネタリウム元解説員の金井三男は、金井がからす座まで延長したと述べている[4]

出典

関連項目

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