Loading AI tools
北海道の廃駅 ウィキペディアから
明石町駅(あかしちょうえき)は、北海道夕張市鹿島明石町にあった三菱石炭鉱業大夕張鉄道線の駅(廃駅)である。大夕張鉄道線の路線短縮に伴い1973年に廃止された。三菱大夕張炭鉱の炭鉱住宅街の南端に位置し、大夕張炭山駅との間に通勤列車が運行された。また付近にあった夕張東高校の高校生や、夕張岳の登山者の利用もあった。
島式ホーム1面2線を有する地上駅であった。ホームは駅舎より高い位置にあり、1958年(昭和33年)に地下通路が建設された。
いずれも駅前にあった。
路線廃止後も当駅付近はある程度鉄道の痕跡が見られ、駅舎も残されていた。駅舎は夕張シューパロダムの建設に伴い1998年に大夕張地区住民が全戸移転した時も存在していたが、1999年5月に解体された。ホーム跡や地下通路はその後も残っていたが、2014年3月、駅跡地は夕張シューパロダムの試験湛水開始によりすべて水没した。当駅の跡地は、付け替えられた国道452号線からシューパロ湖を渡って鹿島白金、夕張岳方面に向かう白銀橋のたもとの南側付近にあり、渇水期の夏場にはホーム跡や地下通路の遺構が姿を現す。2020年9月6日、当駅跡のほか、当駅千年町駅方の旭沢橋梁、南大夕張駅方の明石沢橋梁、サイクリングロードに転用されていた線路敷など鉄道の旧施設、国道452号線旧道、建物の跡など渇水期に出現する大夕張の遺構を見学する無料の散策イベントが初めて開かれた[1]。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.