Remove ads
日本の法律 ウィキペディアから
明日香村における歴史的風土の保存及び生活環境の整備等に関する特別措置法(あすかむらにおけるれきしてきふうどのほぞんおよびせいかつかんきょうのせいびとうにかんするとくべつそちほう、昭和55年5月26日法律第60号)は、奈良県高市郡明日香村の史跡保存に関する日本の法律である。略して明日香法とも呼ばれる[1]。
この記事は特に記述がない限り、日本国内の法令について解説しています。また最新の法令改正を反映していない場合があります。 |
主務官庁は国土交通省都市局公園緑地・景観課で、総務省自治行政局地域政策課、文化庁文化財第二課、奈良県地域デザイン推進局まちづくり連携推進課および文化・教育・くらし創造部文化資源活用課と連携して執行にあたる。
大阪の鍼灸師御井敬三が、明日香村の遺跡の保存を訴えたのが始まりである。これが、御井の上得意客だった松下電器産業(現・パナソニックホールディングス)創業者松下幸之助を通じて第63代内閣総理大臣佐藤栄作の許に届き、法制化へと進んだ。これとは別に第66代内閣総理大臣三木武夫の夫人三木睦子らによる保存運動もあった。
なお、この法律は日本国憲法第95条および地方自治法第261条による住民投票を経ずに成立した。
明日香法の要点は二つあり、一つは、村内全域を歴史的風土保存の対象とすることである。駅前の一部以外を除いてほとんどが風致地区であり、建築には厳しい制限がかけられている。もう一つは、住民の生活安定である。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.