明の十三陵
北京にある皇室陵墓 ウィキペディアから
明の十三陵(みんのじゅうさんりょう)は、中国の北京市昌平区天寿山にある明代の皇帝、皇后、皇貴妃と皇太子等の陵墓群である。成祖永楽帝以後の皇帝13代の皇帝の陵墓があるため、この通称がある。このうち定陵は発掘され、内部は地下宮殿として公開されている。

世界遺産「明・清王朝の皇帝墓群」の一部である。中華人民共和国国家級風景名勝区(1982年認定)[1]、中国の5A級観光地(2011年認定)[2]。
十三陵と被葬者
- 長陵(成祖永楽帝、徐皇后、昭献貴妃(?)、権賢妃(?)、殉死者ら)北緯40度18分5.16秒 東経116度14分35.45秒
- 献陵(仁宗洪熙帝、誠孝皇后、殉死者ら)北緯40度18分18.12秒 東経116度14分15.61秒
- 景陵(宣宗宣徳帝、孝恭皇后、殉死者ら)北緯40度17分54.14秒 東経116度15分08.52秒
- 裕陵(英宗天順帝)北緯40度18分49.33秒 東経116度13分55.56秒
- (代宗景泰帝の陵墓はない)
- 茂陵(憲宗成化帝)北緯40度18分51.60秒 東経116度13分36.17秒
- 泰陵(孝宗弘治帝)北緯40度19分23.33秒 東経116度12分59.90秒
- 康陵(武宗正徳帝)北緯40度19分10.03秒 東経116度12分13.40秒
- 永陵(世宗嘉靖帝)北緯40度17分18.09秒 東経116度15分06.05秒
- 昭陵(穆宗隆慶帝)北緯40度17分28.76秒 東経116度12分38.55秒
- 定陵(神宗万暦帝)北緯40度17分42.43秒 東経116度12分58.53秒
- 慶陵(光宗泰昌帝)北緯40度18分29.43秒 東経116度14分01.32秒
- 徳陵(熹宗天啓帝、孝哀皇后張氏(?))北緯40度17分15.01秒 東経116度15分35.91秒
- 思陵(毅宗崇禎帝、孝節皇后周氏、皇貴妃田氏)北緯40度16分08.69秒 東経116度11分32.64秒
祔葬皇貴妃皇太子等墓
ギャラリー
- 碑亭
- 地下宮殿の内部
- 崇禎帝の無字碑
- 神道
脚注
関連項目
外部リンク
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