日本二十六聖人記念館
長崎県長崎市にある博物館 ウィキペディアから
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日本二十六聖人記念館(にほんにじゅうろくせいじんきねんかん)は、長崎県長崎市にある、日本二十六聖人の顕彰を目的としてカトリック教会によって設立された博物館。長崎県史跡「西坂の丘」のある西坂公園に隣接する[1]。 設計は今井兼次で鉄筋コンクリート製の3階建て[1]。日本二十六聖人の列聖100周年にあたる1962年に開館した[1][2]。
日本二十六聖人記念館 Japan 26 Martyrs Museum | |
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施設情報 | |
専門分野 | 日本におけるキリシタンの歴史・文化 |
館長 | デ・ルカ・レンゾ |
事業主体 | イエズス会日本管区 |
管理運営 | イエズス会日本管区 |
建物設計 | 今井兼次 |
開館 | 1962年6月10日 |
所在地 |
〒850-0051 日本・長崎県長崎市西坂町7-8 |
位置 | 北緯32度45分16.94秒 東経129度52分18.21秒 |
最寄駅 | JR九州 長崎駅 |
外部リンク | https://japan26martyrs.studio.site/ |
プロジェクト:GLAM |
本項目では、日本二十六聖人記念館と一体の施設である日本二十六聖人記念聖堂、日本二十六聖人記念碑(それぞれ「記念館」「記念聖堂」「記念碑」と略称)についても述べる。
※外国語(人名、地名等)の表記は下記図録に従う
記念館とは道路を挟んだ位置に立地する天使の羽をかたどった紡錘型の双塔が特徴的な建物で、設計は記念館同様今井兼次[1]。アントニ・ガウディの研究者でもあった今井は、これらの建築にサグラダ・ファミリア教会で知られるガウディのスタイル(全体の形状や外壁面のタイル等)を意識的に取り入れることで、「スペインゆかりの地に立つ現代建築」という課題にこたえている。 なお、日本二十六聖人に捧げられた教会堂として建設された「日本26聖殉教者聖堂」を正式名称とする大浦天主堂が既に存在した関係で、聖堂の正式名称は、殉教者の一人フェリペ・デ・ヘススにちなんだ「日本二十六聖人記念聖堂 聖フィリッポ教会」である[2]。
1962年の列聖100周年を記念し記念館に隣接する西坂公園内に建立された[5]。記念碑は花崗岩製高さ5.5メートル、幅17メートルの台座に、舟越保武制作の二十六聖人を模したブロンズ像がはめ込まれている[5]。
1962年に第14回日本建築学会賞を受賞。2003年にはDOCOMOMO JAPAN選定 日本におけるモダン・ムーブメントの建築に選ばれている。
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