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株式会社日向製錬所は宮崎県日向市船場町に本社を置くステンレス鋼の原料となるフェロニッケルを製造する会社。住友金属鉱山の子会社。
日向製錬所と後背地の鉱さい堆積場 | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒883-8585 宮崎県日向市船場町5 |
設立 | 1956年(昭和31年)9月 |
業種 | 非鉄金属 |
法人番号 | 1350001006084 |
事業内容 | フェロニッケルの製錬 |
代表者 | 社長 武本 拓也 |
資本金 | 10億8000万円 |
売上高 |
92億4,200万円 (2024年3月期)[1] |
営業利益 |
0円 (2024年3月期)[1] |
経常利益 |
1億4,600万円 (2024年3月期)[1] |
純利益 |
△2,300万円 (2024年3月期)[1] |
総資産 |
103億3,300万円 (2024年3月期)[1] |
従業員数 | 151名 |
主要株主 |
住友金属鉱山60% 日鉄ステンレス25% 三井物産15% |
外部リンク | WEB |
インドネシアやニューカレドニア等から、ニッケル鉱石(ニッケル品位約2 %)を輸入し、石炭を混ぜ乾燥させた上で電気炉の高温で溶かし、フェロニッケルを製造している[2]。出来上がったフェロニッケルは脱硫の上[2](製品フェロニッケルのNi品位 16 %以上[3]、硫黄分 0.03 %以下[3])は、ステンレス鋼の原料として毎年約10万トン販売している。精錬時に出たスラグは、人工砂「グリーン・サンド」の名称で、鉄鋼・合金鉄製造の溶剤や肥料の原料、ケーソンに充填する詰め物など港湾土木用材や地盤改良材、コンクリートの骨材として販売している[4] 。なおグリーン・サンドは毎年、サンプルを第三者機関で分析させることで安全性を担保している[4]。
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