新羅

古代朝鮮の王朝 ウィキペディアから

新羅

新羅(しらぎ/しんら、シルラ、前57年 - 935年)は、古代朝鮮半島南東部にあった国家。当初は「斯蘆」(しろ、サロ)と称していたが、503年に「新羅」を正式な国号とした[1]。朝鮮半島北部の高句麗、半島南西部の百済との並立時代を経て、7世紀中頃までに朝鮮半島中部以南をほぼ統一し、高麗李氏朝鮮と続くその後の半島国家の祖形となった。内乱飢饉で国力を弱体化させ、高麗に降伏して滅亡した。

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公用語 新羅語
(古代朝鮮語のひとつ)
宗教 仏教儒教道教巫俗
首都 金城(クムソン、現慶州市
新羅王
紀元前57年 - 4年 赫居世居西干
927年 - 935年敬順王
変遷
建国 紀元前57年
仏教伝来530年
真興王の領土拡大551年 - 585年
半島統一676年
滅亡935年
現在大韓民国の旗 韓国
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新羅国[1]
新羅國[2]
辰韓
任那
伽耶
前57年 - 935年 高麗
後高句麗
後百済
新羅の国章
(新羅の印章)
新羅の位置
三国時代後半の576年頃の半島
概要 新羅, 各種表記 ...
新羅
各種表記
ハングル 신라
漢字 新羅
発音
日本語読み: しらぎ/しんら
ローマ字 Silla
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朝鮮歷史
朝鮮の歴史
考古学 朝鮮の旧石器時代
櫛目文土器時代 8000 BC-1500 BC
無文土器時代 1500 BC-300 BC
伝説 檀君朝鮮
古朝鮮 箕子朝鮮
辰国 衛氏朝鮮
原三国 辰韓 弁韓 漢四郡
馬韓 帯方郡 楽浪郡

三国 伽耶
42-
562
百済
高句麗
新羅
南北国 熊津都督府安東都護府
統一新羅
鶏林州都督府
676-892
安東都護府
668-756
渤海
698-926
後三国 新羅
-935

百済

892
-936
後高句麗
901-918
女真
統一
王朝
高麗 918-
遼陽行省
東寧双城耽羅
元朝
高麗 1356-1392
李氏朝鮮 1392-1897
大韓帝国 1897-1910
近代 日本統治時代の朝鮮 1910-1945
現代 朝鮮人民共和国 1945
連合軍軍政期 1945-1948
アメリカ占領区 ソビエト占領区
北朝鮮人民委員会
大韓民国
1948-
朝鮮民主主義
人民共和国

1948-
Portal:朝鮮

朝鮮の歴史区分では、新羅、高句麗、百済の3か国が鼎立した7世紀中盤までの時代を三国時代、新羅が朝鮮半島唯一の国家であった時代(668年-900年)を統一新羅時代、新羅から後高句麗後百済が分裂した10世紀の時代を後三国時代という。ただし1970年代以降の韓国では、渤海朝鮮民族の歴史に組み込む意図(朝鮮の歴史観)から、統一新羅時代を南北国時代と称しているので注意が必要である。

概要

呼称

歴史

民族

六部

政治機構

地方行政区分

交通

文化

仏教

遺跡

補注

関連項目

参考文献

外部リンク

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