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斎藤 由多加(さいとう ゆたか、1962年10月15日 - )は、東京都出身のゲームクリエイター、ライター。自称・文明生物考古学者。オープンブック株式会社社長。青山学院大学シンギュラリティ研究所客員研究員。『The Tower』、『シーマン ~禁断のペット~』「大玉」などの作品を開発したことで知られる。また「Apple Computerの研究家」でもあり、Macintosh に関する著書もある。
2018年4月、55歳にして『生涯ー研究開発者』を宣言し、突如として慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科後期博士課程に入学。
駒場東邦中学校・高等学校、早稲田大学理工学部建築学科卒業。リクルートに入社。在社中に自ら制作したビル経営シミュレーションゲーム『ザ・タワー』が日本をはじめ世界中でヒットし、海外ではシムシティのシリーズとしてライセンスしSimTowerの名前で発売。全米パブリッシャーズ協会のベストストラテジーゲームオブザイヤーを日本人として受賞。ゲームクリエイターとしての地位を確立。日経BP社『ベンチャー・オブ・ザ・イヤー』最優秀若手経営者部門賞を受賞。リクルート退職後に、同社にて名誉職であるフェローを5期歴任。その後、ビバリウムを設立し、育成シミュレーションゲーム『シーマン ~禁断のペット~』をドリームキャスト向けに発売した。これはドリームキャストで一番のヒット作となり、一般にも知れ渡る社会現象にまでなった。『シーマン』はその後PlayStation 2や Windows などにも移植され、文化庁メディア芸術祭デジタルアートインタラクティブ部門優秀賞、DIMEトレンド大賞、米国 GameDeveloppersConference キャラクター・オブ・ザ・イヤー、日本ゲーム大賞「ニューウェーブ賞」など多数賞を獲得した。現在は株式会社 オープンブック 株式会社の代表取締役を務める。また、シーマンの知見で寄られたノウハウをもとに、汎用の日本語の会話エンジンを開発するため、シーマン人工知能研究所を設立、現所長。
かつてはMacintoshのエバンジュリスト的存在としても知られ、日本にアップルが初めて持ち込まれた瞬間からアップルジャパンが設立されるまでの日米の葛藤と摩擦を記録したノンフィクション『林檎の樹の下で』や、マック開発のオリジナルメンバーおよびその基礎技術を開発した重要人物への直接取材を敢行したインタビュー集『マッキントッシュ誕生の秘話』などを著している。
1999年から2001年まで、セガの顧問として戦略の策定などに従事。 その後、ニンテンドーゲームキューブ向けゲームソフト『大玉』を開発。 2007年には『シーマン』の続編といえる『シーマン2 ~北京原人育成キット~』が発売。
また、発表後の任天堂の Wii のコントローラーに、有効な新インターフェイス案として、スピーカーを内蔵させることを提言したことも知られている[1]。
ウルトラマン研究序説の<解説>の執筆者でもある。
大のデジタルカメラユーザーでライカ M8 や Hasselblad503CWD などで活動をしている。
米国生活経験があり、海外では Yoot Saito の名で知られる。
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