数学A
高等学校における教科の一つ ウィキペディアから
数学A(すうがくエー/エイ)は、日本の高等学校における数学の科目の一つである。現行学習指導要領下での本科目は2012年度より学年進行で実施されている。略称は数A。
内容の変遷
要約
視点
各項目の括弧は前学習指導要領における科目名を示している。
1994年4月施行
数学Iとの並行履修、あるいは数学Iを履修した後に履修させ、4項目中2項目以上を選択履修させることとされた。
2003年4月施行
原則として数学基礎または数学Iとの並行履修、あるいは数学基礎または数学Iを履修した後に履修させ、すべての項目を履修させることとされた。
2012年4月施行
原則として数学Iとの並行履修、あるいは数学Iを履修した後に履修させ、3項目中2項目以上を選択履修させることとされている。
2022年4月施行
この科目は3項目中から適宜選択履修させることとされている。前回と比べて「整数の性質」が削除されたが、一部内容は「数学と人間活動」の項目で扱われる。
- 図形の性質
- 三角形の性質
- 円の性質
- 作図:コンピュータを活用した描画を含む
- 空間図形
- 場合の数と確率
- 数学と人間の活動
- 数量や図形の概念と人間の活動
- 整数の約数と倍数(数学A)
- ユークリッドの互除法とn進法(数学A):発展内容として整数の合同や二次不定方程式を扱うこともある。
- 座標(中学校、数学Ⅱ、数学B):平面座標・空間座標の扱い方、2点間の距離など
- 数学と文化(数学活用)
- 数学史
- 数学的なパズルやゲーム
- 数量や図形の概念と人間の活動
関連項目
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