成覚寺
東京都新宿区にある浄土宗の寺院 ウィキペディアから
東京都新宿区にある浄土宗の寺院 ウィキペディアから
成覚寺(じょうかくじ)は、東京都新宿区新宿二丁目にある浄土宗の寺院である。正式名は十劫山無量寿院成覚寺[1]。本尊は阿弥陀如来。靖国通りに面し、正受院と隣接している。
文禄3年(1594年)の創建と伝わる。江戸時代には、岡場所としても繁栄した内藤新宿の飯盛女たちの投げ込み寺であった。奉公途中に死んだ飯盛女は身に着けていたものを剥ぎ取られて俵に詰められ、投げ込むように葬られたという。成覚寺に葬られた人数は、2200とも3000余りとも伝わる。
境内には共同墓地に葬られた飯盛女たちの供養碑である「子供合埋碑(こどもごうまいひ)」、玉川上水で心中した男女らを供養する「旭地蔵(あさひじぞう)」などの文化財が残されている。 また、黄表紙という新ジャンルを成立させた戯作者の恋川春町や、暦学者の塚本明毅が葬られた寺でもある。
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