愛がすべて

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愛がすべて」(Can't Give You Anything (But My Love))はスタイリスティックスのシングル。6thアルバム『サンキュー・ベイビー』(Thank You Baby)からの3枚目のシングルとして1975年7月に発売された[9][10]

概要 「愛がすべて」, スタイリスティックス の シングル ...
「愛がすべて」
スタイリスティックスシングル
初出アルバム『サンキュー・ベイビー』
B面 甘い傷
(I'd Rather Be Hurt by You (Than Be Loved by Somebody Else))
リリース
規格 7インチ・レコード
ジャンル R&Bファンクソウルポップディスコ
時間
レーベル Avcoレコード英語版
作詞・作曲 ヒューゴ・ペレッティ英語版ルイージ・クレイトアー英語版ジョージ・デイヴィッド・ウェイス英語版
プロデュース ヒューゴ・ペレッティ、ルイージ・クレイトアー
ヴァン・マッコイ(アレンジ)
ゴールドディスク
チャート最高順位
スタイリスティックス シングル 年表
「シング・ベイビー・シング」(Sing Baby Sing)
(1975年)
愛がすべて」(Can't Give You Anything (But My Love))
(1975年)
「ナ-ナ・イズ・ザ・サッデスト・ワード」(Na-Na Is the Saddest Word)
(1975年)
ミュージックビデオ
Can't Give You Anything (But My Love) - YouTube
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1974年以降のスタイリスティックスは、それまで彼らの楽曲制作・プロデュースを担当していたトム・ベルの多忙によりベルから楽曲を得られなくなったため、レーベル創始者のヒューゴ・ペレッティ英語版ルイージ・クレイトアー英語版らのプロデュースで活動することになり、ヴァン・マッコイがアレンジしたディスコ調の楽曲を歌うことになった[5][2][11][注釈 1]

そのプロデューサー・チームにより誕生した「愛がすべて」は、全米ビルボードシングルチャートで51位、R&Bチャートでは18位と、それまでのヒット曲ほどには上位に行かなかったものの[2]イギリス全英シングルチャートでは3週連続1位を獲得する大ヒットとなった[4][5]。日本でも洋楽ながらオリコンチャートで20位となり[6]、洋楽部門では1位を記録するヒットとなった[7]。折からのディスコ・ブームと相まって、スタイリスティックスの楽曲の中では最も日本で売れた人気曲である[6][2]

1991年にはドイツの歌手トーマス・アンダースユーロポップ風にカバーしシングル発売している[12]

トラック・リスト

7インチ・シングル

さらに見る #, タイトル ...
US・7インチレコード[13]
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「愛がすべて (Can't Give You Anything (But My Love))」
2.「甘い傷 (I'd Rather Be Hurt by You (Than Be Loved by Somebody Else))」
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※日本発売の7インチ・レコード(Avcoレコード英語版レーベル)も収録曲は同じであるが[14]H&Lレコード英語版レーベルのものは、B面が「フロム・ザ・マウンテン」(From the Mountain)になっている[15]。日本盤のAvcoレコードの方のジャケット紙の裏には、「新しいハッスルの踊り方はこれだ!」としてステップの踏み方が足跡の図で示されている[16]

チャート記録

週間

さらに見る チャート(1975-1976), 最高位 ...
チャート(1975-1976) 最高位
アメリカ「ホット100・シングルチャート」(Billboard Hot 100) 51[2][3]
アメリカ「ホットR&B/ヒップホップ・シングルチャート」(Billboard Hot R&B/Hip-Hop Songs) 18[2]
イギリス「全英シングルチャート」(UK Singles Chart) 1[4]
オランダ「シングル・トップ100」(Dutch Single Top 100) 2[17]
ドイツ「公式ドイツ・チャート」(Offizielle Deutsche Charts) 34[18]
ベルギー「ウルトラトップ50」(Ultratop) 5[19]
ニュージーランド「公式ミュージック・チャート」(Recorded Music NZ) 7[20]
日本「オリコンチャート」(Oricon Charts) 20[6]
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年間

さらに見る チャート(1975), 位 ...
チャート(1975)
イギリス「年間チャート」(Britain's best selling records) 3[21]
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カバー・アーティスト

出典は[22][12][23]

他の楽曲へのサンプリング

出典は[24]

日本のCM使用

  • 木村拓哉の登場した2006年マンダムの男性用化粧品「ギャツビー」(GATSBY)のCMソングとして、ゲイリー・アドキンス (Gary Adkins)が歌う替え歌の「I Can Give You GATSBY」が使用された[2][25]

脚注

参考資料

関連項目

外部リンク

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