念持仏
個人が身辺に置く仏像 ウィキペディアから
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個人が身辺に置く仏像 ウィキペディアから
念持仏(ねんじぶつ)は、個人が身辺に置き[1]私的に礼拝するための[2]仏像。多くは像高40-50センチ程度の[1][3]木彫像や金銅像であり[1][4]、次のようにも呼ばれる。
小型のものは厨子や龕(がん)に安置する場合が多いが[2][4]、屋内の一室を堂(持仏間[1])としたり[2]、平安時代以降は[1]邸内に独立した建物(持仏堂)を建てて大型の仏像を安置することもあった[2]。江戸時代以降に普及した仏壇は、念持仏を安置する習慣が発展したものである[1][4]。
山伏が笈に入れる小仏像も念持仏の一種と考えることができる[3]。
著名な念持仏には次のようなものがある。
現在、各地の寺で客仏とされている小木彫仏・小金銅像には、もともと念持仏として私的に使われていたものも少なくないとみられる[3]。
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