メグカナ世代(メグカナせだい)とは、1984年4月2日から1985年4月1日の間に生まれた日本バレーボール選手を総称した言葉である。

2004年アテネオリンピック代表の栗原恵大山加奈の活躍にちなんで命名された。

概説

通常、春の高校バレーで身長185cmを超える女子選手は毎年1名いるかいないかだが、メグカナ世代が出場した第33回春の高校バレーには、栗原、大山、荒木絵里香など、多くの大型選手が活躍した。

このうち栗原と大山は、柳本晶一全日本監督の大胆な若手の起用により2003年ワールドカップバレーボール、アテネオリンピック日本代表にも選出された。

しかしその後は、栗原と大山は度重なる怪我に苦しみ、大山は2010年に現役を引退。栗原はロンドンオリンピック日本代表から落選し、銅メダルを獲得したロンドンオリンピックでメンバー入りしたメグカナ世代の選手は、主将を務めた荒木ただ一人であった。

メグカナ世代で活躍した選手には、他に有田沙織河村聖子橋本直子秋山美幸平井香菜子坂下麻衣子今野加奈子、男子では三上圭治郎金子隆行、志賀崇、富松崇彰越川優らがいる。

参考文献

  • 「メグカナ世代20歳の脈動」 - 『月刊バレーボール』2005年2月号。

関連項目

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