廿日市FC
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廿日市FC(はつかいちエフシー、英語: HATSUKAICHI FC、廿日市フットボールクラブ)は、広島県廿日市市をホームタウンとするサッカークラブ。
運営法人である「特定非営利活動法人廿日市スポーツクラブ」は、廿日市FCをトップとするサッカー部門以外にも、テニスやバドミントン、ピラティス・メソッド、ヨーガ、太極拳、ヒップホップ、グラウンド・ゴルフの各部門も保有しているが、本項ではサッカー部門をトップチームを中心に記述する。
概要
トップチームは2008年に結成。廿日市市サッカー場(三共ディスプレイ グリーンフィールド)を拠点に活動し、将来的にはJリーグへの加盟を目指している[1]。
下部組織として、廿日市FCネクスト、HFCプレジール、廿日市FCシニア40・50、廿日市FCレディース、廿日市FCジュニアユース、廿日市FCジュニア、廿日市FCスクール、廿日市FCキッズがある[2]。
マスコットキャラクターに宮島に住む鹿をモチーフにしたキャラクターがいるが、名前はない。
歴史
- 1998年:廿日市FC発足。
- 2008年:トップチーム結成、広島地区社会人サッカーリーグに加盟。
- 2010年:広島県地区社会人サッカーリーグ決勝大会を勝ち上がり、広島県社会人サッカーリーグ2部昇格。
- 2011年:広島県リーグ2部優勝[3]、1部昇格。
- 2012年:第19回全国クラブチームサッカー選手権大会出場、ベスト4進出。
- 2013年
- 元Jリーガーの久保竜彦・大木勉・桑原裕義の契約が発表され話題を呼んだ。
- 広島県リーグ1部優勝。中国地域県リーグ決勝大会Bブロック決勝敗退。
- 2014年:広島県リーグ1部連覇。中国地域県リーグ決勝大会Aブロック決勝敗退。
- 2015年
- 広島県リーグ1部3連覇。中国地域県リーグ決勝大会Bブロック優勝、中国サッカーリーグ昇格。
- 第22回全国クラブチームサッカー選手権大会出場、ベスト4進出。
- 2019年:中国リーグ10位、広島県リーグ1部降格。
- 2022年:広島県リーグ1部優勝。中国地域県リーグ決勝大会Bブロックでは2試合連続PK勝ちで優勝、4年ぶりに中国リーグ復帰。
戦績
年度 | 所属 | 順位 | 勝点 | 試合 | 勝 | 分 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | 天皇杯 | 監督 |
2008 | 広島地区グループB | 2位 | 22 | 9 | 7 | 1 | 1 | 29 | 9 | 20 | ||
2009 | 優勝 | 25 | 9 | 8 | 1 | 0 | 30 | 5 | 25 | 県予選敗退 | ||
2010 | 広島地区グループC | 優勝 | 22 | 8 | 7 | 1 | 0 | 28 | 4 | 24 | ||
2011 | 広島県2部 | 優勝 | 33 | 11 | 11 | 0 | 0 | 44 | 13 | 31 | 県予選敗退 | 柴村和樹 |
2012 | 広島県1部 | 3位 | 28 | 12 | 9 | 1 | 2 | 43 | 21 | 22 | 堀大介 | |
2013 | 優勝 | 31 | 11 | 10 | 1 | 0 | 42 | 9 | 33 | |||
2014 | 優勝 | 30 | 11 | 10 | 0 | 1 | 59 | 12 | 47 | |||
2015 | 優勝 | 31 | 11 | 10 | 1 | 0 | 79 | 14 | 65 | 山縣直樹 | ||
2016 | 中国 | 7位 | 22 | 18 | 7 | 1 | 10 | 37 | 48 | -11 | ||
2017 | 5位 | 25 | 18 | 8 | 1 | 9 | 33 | 35 | -2 | 堀大介 | ||
2018 | 8位 | 17 | 18 | 5 | 2 | 11 | 25 | 44 | -19 | |||
2019 | 10位 | 8 | 18 | 2 | 2 | 14 | 22 | 48 | -26 | |||
2020[※ 1] | 広島県1部Bブロック | 2位 | 15 | 6 | 5 | 0 | 1 | 30 | 8 | 22 | 県予選中止 | |
2021[※ 2] | 4位[※ 3] | 8 | 6 | 2 | 2 | 2 | 18 | 9 | 9 | 県予選敗退 | ||
2022 | 広島県1部 | 優勝 | 31 | 11 | 10 | 1 | 0 | 42 | 5 | 37 | ||
2023 | 中国 | 8位 | 16 | 18 | 4 | 3 | 11 | 21 | 41 | -20 | ||
2024 | 7位 | 23 | 18 | 7 | 2 | 9 | 23 | 50 | -27 | 細田昭彦 | ||
- 注釈
- 新型コロナウイルスの感染拡大により、2020年シーズンの広島県1部は、1部所属の14クラブを7クラブ毎のAブロック・Bブロックに分けて1回戦総当りのリーグ戦を行うこととなった。各ブロック上位2クラブ(計4クラブ)のみが、ノックアウト方式の代表決定戦に進出し、上位2クラブが中国地域県リーグ決勝大会に進出する。
- 2021年シーズンの広島県1部は、1部所属の14クラブを7クラブ毎のAブロック・Bブロックに分けて1回戦総当りのリーグ戦を行う。その後、各ブロック同順位同士で一発勝負の最終順位決定戦を行う。各ブロック1位同士による総合優勝決定戦の勝者が中国地域県リーグ決勝大会に進出する。
- 最終順位決定戦勝利により総合7位
タイトル
リーグ戦
- 広島県社会人サッカーリーグ1部:4回
- 2013, 2014, 2015, 2022
- 広島県社会人サッカーリーグ2部:1回
- 2011
所属選手・スタッフ
- 2024年
スタッフ
役職 | 氏名 | 前職 | 備考 |
監督 | ![]() | 廿日市FC コーチ | |
コーチ | ![]() | 廿日市FCネクスト | 選手兼任 |
![]() | |||
選手
Pos | No. | 選手名 | 前所属 | 備考 |
GK | 1 | ![]() | 廿日市FCネクスト | |
21 | ![]() | 福山平成大学 | ||
31 | ![]() | 流通経済大学 | ||
DF | 3 | ![]() | 廿日市FCネクスト | |
5 | ![]() | 神戸FC1970シニアA | ||
7 | ![]() |
関西学院大学 | ||
8 | ![]() | 廿日市FCネクスト | ||
23 | ![]() | 明治大学 | ||
26 | ![]() | 東京農業大学 | ||
27 | ![]() | 甲南大学 | ||
30 | ![]() |
![]() |
||
MF | 2 | ![]() | NIFS KANOYA FC | |
4 | ![]() | 城西国際大学 | ||
9 | ![]() | 広島皆実高校 | ||
10 | ![]() | 九州総合スポーツカレッジ | ||
13 | ![]() | ![]() | ||
14 | ![]() | 富士フイルムビジネスイノベーションジャパン広島SC | ||
15 | ![]() |
広島文化学園大学 | ||
16 | ![]() | 県立広島大学広島キャンパス | ||
17 | ![]() |
大阪学院大学 | ||
18 | ![]() | 環太平洋大学 | ||
22 | ![]() | ![]() | ||
24 | ![]() | 天理大学 | ||
26 | ![]() | 東京農業大学 | ||
29 | ![]() | 甲南大学 | ||
32 | ![]() | ![]() | ||
FW | 6 | ![]() | 北海道教育大学岩見沢校 | |
11 | ![]() | 京都学園大学 | ||
19 | ![]() | 富士フイルムビジネスイノベーションジャパン広島SC | ||
20 | ![]() | 松山大学 | ||
25 | ![]() | 岩国SC | ||
歴代所属選手
ユニフォーム
クラブカラー
- 青、 黄
ユニフォームスポンサー
ユニフォームサプライヤー
歴代ユニフォームスポンサー
年度 | 胸 | 鎖骨右 | 鎖骨左 | 背中上部 | 背中下部 | 袖 | パンツ前面 | パンツ背面 | サプライヤー |
2013 | - | - | HA-P HATSUKAICHI POWER | - | - | - | - | Mizuno | |
2014 | ★ ★ ★ ★ ★ FIVESTAR WEDDING | B-ON inc. | |||||||
2015 | |||||||||
2016 | |||||||||
2017 | B-ON inc. | TAILSCARE | てらいわ かき小屋 | ||||||
2018 | moda planning | ||||||||
2019 | - / FM 廿日市 HATSUKAICHI76.1MHz | ||||||||
2020 | FM 廿日市 HATSUKAICHI76.1MHz | ||||||||
2021 | |||||||||
2022 | FM 廿日市 HATSUKAICHI76.1MHz | Delica Wing | B-ON inc. | - | |||||
2023 | シンテツ | - | |||||||
2024 | |||||||||
下部組織
かつてU-18チームが存在したが、現在は存在しない。
廿日市FCネクスト
2011年に結成されたセカンドチーム。広島県リーグ2部所属。2019年は県リーグ1部4位の好成績を挙げたが、トップチームの県リーグ降格に伴い、2部降格となった。2023年に1部復帰したが、1年で降格している。
HFCプレジール
2014年に結成されたサテライト・選手育成チーム。広島地区リーグ所属。2022年、廿日市FCプレジールから改称。2024年、入替戦で敗れ県リーグ2部から広島地区リーグに降格。
廿日市FCレディース
広島県女子サッカーリーグ所属。
廿日市FCシニア40
広島県シニアサッカーリーグ40に所属。40歳以上のメンバーで広島県No.1を目指している。
廿日市FCシニア50
2016年シーズンから新たに結成された50歳以上のシニアチーム。
廿日市FCジュニアユース
中学生チームで、U-13, U-14, U-15がある。U-15は高円宮杯U-15サッカーリーグ HiHAユースリーグ1部リーグに所属し、U-13はU-13 プログレスリーグに所属している。
廿日市FCジュニア
小学生高学年チーム。
廿日市FCスクール
未就学幼児を対象とする小学生のサッカースクール。なお、廿日市FCジュニアはスクールの延長線上のチームである。
スタジアム
公式戦のホームスタジアムとして廿日市市サッカー場を使用している。2023年の中国リーグ復帰後は、廿日市市佐伯総合スポーツ公園陸上競技場と併用している。
→詳細は廿日市市サッカー場参照
練習場
主に使用されているのは下記の3会場。
その他
- 廿日市スポーツクラブ理事長および廿日市FCゼネラルマネージャーを務める中村考宏は、Jリーグ参入以前のヴァンフォーレ甲府でプレーしている。
脚注
外部リンク
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