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年間割引サービス(ねんかんわりびきサービス)は、携帯電話料金の割引サービスの一つ。NTTドコモではいちねん割引およびひとりでも割50またはファミ割MAX50、auでは年割および誰でも割として、ソフトバンクモバイルでは年間割引および新・自分割引、自分割引50または家族割引MAX50としてサービスが行われている。
継続使用を条件に、基本料金の割引が受けられるサービスであり、継続使用期間により2種類(1年継続契約と2年継続契約)の年間割引サービスが存在し、1年継続契約では加入年数に応じ割引率が増加する。同様の割引である継続割引サービスに比べ、一般に割引率が高く、加入1年目にも割引が受けられることから、多くの利用者がこのサービスに加入している。割引率は1年継続契約の場合は使用年数に応じておよそ10 - 25%程度であり、2年継続契約の場合は使用年数に関わらずおよそ50%となる。
年間割引サービスの適用には申し込みが必要であり、申し込まない場合は継続割引サービスが自動適用される。月額料金は不要であるが、いわゆる1年または2年縛りプランであり、途中解約の際には解約金が必要となる。また、解約金は1年継続契約より2年継続契約の方が高額に設定されている。なお各社共通で、年割加入期間中に機種変更や、プラン変更をした場合でも、解約金は発生しない。
また、一般に自動更新方式がとられており、期間満了時に申し出がないと、自動的に継続契約期間(1年間または2年間)の更新がなされる。
そのほか、割引については基本料金のみが対象であり、パケット定額料金など各種サービス料金に割引は適用されない。
基本プランの新旧により、「(新)いちねん割引」と「いちねん割引」がある。前者は新料金プランに対応し、後者は旧料金プランに対応する。後者を選んでいる場合でも、新料金プランに移行した場合は、自動的に(新)いちねん割引に移行される。
詳しくはひとりでも割引50、ファミ割MAX50を参照すること
CDMA 1X WINとCDMA 1Xで割引方式が異なる。
詳しくは誰でも割を参照すること
ボーダフォンから2006年10月1日に移行したソフトバンクモバイルでは、本サービスの新規受付サービスは希望者の申告のみによって可能となり、販売店はより割引率と解約金の高いスーパーボーナス継続割引の案内に一本化していたが、その後、年間割引サービスと切り離した「新スーパーボーナス」と年間割引(オレンジプラン・ブループラン・ゴールドプラン)かホワイトプランとの組みあわせに移行している。
以下はボーダフォン時代からの料金プランの利用者について適用される内容である。オレンジプラン、ブループランの年間割引については内容が異なる。
「自分割引50」「家族割引MAX50」はそれぞれ、NTTドコモの「ひとりでも割50」「ファミ割MAX50」に対抗するために設けられた、ブループラン用の2年契約割引である。内容はNTTドコモのものに準じている。
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