常習犯

常習犯（じょうしゅうはん）とは、刑法学上、「繰り返して犯罪を犯す習癖に基づいて犯を行うことをいう」^[1]。

犯罪常習者（はんざいじょうしゅうしゃ）は、犯罪をすることが習慣となったものである^[2]。

犯罪学において、犯罪歴の追跡、常習的な犯罪の行いやすさなどが研究される^[3][4]。

出典

1. 西岡, 正樹「常習犯規定に関する一考察（1）」『山形大学法政論叢 = YAMAGATA UNIVERSITY THE JOURNAL OF LAW AND POLITICS』第72号、2019年11月30日、1–42頁。
2. “5 累犯者，前科者等による犯罪の傾向”. hakusyo1.moj.go.jp. 2024年3月3日閲覧。
3. Land, Kenneth C.; Nagin, Daniel S. (1996). “Micro-Models of Criminal Careers: A Synthesis of the Criminal Careers and Life Course Approaches via Semiparametric Mixed Poisson Regression Models, with Empirical Applications”. Journal of Quantitative Criminology 12 (2): 163–191. ISSN 0748-4518. https://www.jstor.org/stable/41954156.
4. Greenberg, David F. (2016-03-01). “Criminal Careers: Discrete or Continuous?” (英語). Journal of Developmental and Life-Course Criminology 2 (1): 5–44. doi:10.1007/s40865-016-0029-2. ISSN 2199-465X. https://doi.org/10.1007/s40865-016-0029-2.

関連項目

• 常習
• 累犯 ‐ 釈放後に再び犯罪を行った再犯率、検挙された中での過去検挙率を再犯者率。
• 前科(犯罪歴)
• 暴力行為等処罰ニ関スル法律
  • 脅迫 - 常習的脅迫
  • 傷害罪 - 常習的傷害、常習的暴行

外部リンク

• 第4編 犯罪を繰り返す人々(多数回前科者)の実態と対策 - 警察庁。 昭和６３年版　犯罪白書 第4編/第1章