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師崎漁港市場(もろざきぎょこういちば)は、愛知県知多郡南知多町師崎の漁港で開かれる市場。師崎漁港は、愛知県管理の第2種漁港で、主に「沿岸漁業地域」とされている。
愛知県知多半島の尖端に位置する「師崎」は、伊勢湾と三河湾が交差し、外洋も近く、古くから漁業が盛んな地域であった。
師崎漁港では、特に「一本釣り漁業」「船びき網漁業」が盛ん。「一本釣り」では高級魚のタイなど、「船びき網」では、小女子(こおなご / イカナゴ)が水揚げされる。
「フグ」「シャコ」「タコ」「アナゴ」が人気で、名古屋圏から観光客が訪れる。
近年は、新規漁業就業者は少なく、高齢化が進む。よって、漁業と観光、商業との連携をすすめ、地産地消の推進により活性化をはかっている。周辺漁業組合との共同で産地識別タグを普及させ、「南知多産」として知名度向上を目指している。
師崎漁港では朝市が開かれており、新鮮な海産物が良心価格で手に入れられ、観光地、ドライブコースとして人気がある。
師崎漁港朝市は、水曜日を除き、朝8:00から12:00頃まで開かれ、新鮮な魚介類や干物、佃煮などの加工品が販売されている。
師崎漁港は、特に「小女子」(イカナゴ)の漁獲量が多く旬の時季には活気づく。
3月初め頃に解禁日を迎え、毎年3月中旬〜春分の頃が漁の最盛期。しらす干しや釜揚げ、佃煮などに加工され市場に並ぶ。
伊勢湾・三河湾は、全国でも有数の小女子(こおなご)の漁場で、水揚げ量も上位。愛知県により「あいちの四季の魚」の「春の魚」に選定されている。
小女子の資源管理[2]
小女子漁は、昭和50年代に厳しい不漁にみまわれたため、「漁の期間の制限(解禁日と終了日の決定)」および「親魚の保護」などにより資源管理に取り組んでいる[3]。
ちりめん(カタクチイワシ、マイワシ、小女子)
師崎漁港朝市
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