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王紋酒造株式会社(おうもんしゅぞう)は、新潟県新発田市に本社をおき、日本酒の製造を行う企業である。
王紋酒造外観 | |
種類 | 株式会社 |
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略称 | 王紋 |
本社所在地 |
日本 〒957-0054 新潟県新発田市本町1丁目7番5号 |
設立 |
1952年(昭和27年) (創業1790年) |
業種 | 食料品 |
法人番号 | 2110001012477 |
事業内容 | 日本酒の製造・卸・販売など |
代表者 |
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資本金 | 9500万円 |
純利益 |
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総資産 |
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従業員数 |
26名 (2020年現在) |
関係する人物 |
市島秀松(創業者) 宮尾登美子(作家) 遠藤実(作曲家) |
外部リンク | https://aumont.jp/ |
2022年(令和4年)2月2日に社名を代表銘柄と統一するため「市島酒造」から「王紋酒造」に変更した[2]。
2022 令和03BY | 入賞 |
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2019 平成30BY | 入賞 |
2017 平成28BY | 入賞 |
2015 平成26BY | 金賞 |
2014 平成25BY | 金賞 |
2013 平成24BY | 入賞 |
2012 平成23BY | 入賞 |
2011 平成22BY | 金賞 |
2010 平成21BY | 金賞 |
2009 平成20BY | 金賞 |
2008 平成19BY | 金賞 |
2007 平成18BY | 金賞 |
2006 平成17BY | 入賞 |
2005 平成16BY | 入賞 |
2003 平成14BY | 金賞 |
2021 | 純米吟醸酒の部 優秀賞 |
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2018 | 吟醸酒の部 優秀賞 新潟県総代 |
2017 | 吟醸酒の部 優秀賞 |
2016 | 吟醸酒の部 優秀賞 |
2015 | 純米酒の部 優秀賞 |
2014 | 吟醸酒の部 優秀賞 |
純米酒の部 優秀賞 | |
2013 | 純米酒の部 優秀賞 |
2012 | 純米酒の部 優秀賞 |
2010 | 吟醸酒の部 優秀賞 |
純米酒の部 優秀賞 | |
2009 | 燗酒の部 優秀賞 |
吟醸酒の部 優秀賞 | |
2007 | 優秀賞 |
2020 | 銀メダル 夢 純米大吟醸 |
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2019 | 金メダル 王紋 吟の慶 大吟醸 |
2018 | 金メダル 夢 山廃純米 |
2015 | 銀メダル 秀松 山吹 |
銀メダル 市島 プラチナスパークリング | |
銅メダル 吟の慶 鑑評会大吟醸 (海外バージョン) | |
銅メダル 秀松 藍 | |
銅メダル 秀松 朱 | |
銅メダル 市島 純米大吟醸(海外バージョン) | |
2014 | 銀メダル 王紋 吟の慶 大吟醸 |
銅メダル 秀松 山吹 | |
2013 | 銅メダル 王紋 年輪 吟醸古酒 |
2012 | 銀メダル 秀松 藍 |
銅メダル 秀松 山吹 | |
銅メダル 秀松 朱 | |
2011 | トロフィー 金メダル 秀松 朱[12] |
銀メダル 秀松 山吹 | |
銀メダル 秀松 藍 |
古くから女人禁制と云われた酒造りに昭和30年代からいち早く女性を活用していた。お勝手(台所)働きとして雇用された女性たちの中に酒造りに関わる蔵人職を希望する者が現れ、1964年(昭和39年)から5代目蔵元 眞平(しんぺい)が女性蔵人を採用。1970年(昭和50年)には椎谷和子が女性として日本初の一級酒造技能士に合格。翌年も市島酒造から佐藤フミ等2名の酒造一級技能士が誕生した。
宮尾登美子が小説「藏」執筆前に取材し、尾瀬あきらの漫画「夏子の酒」でも取り上げられるなど、女性が活躍する酒蔵の先駆けとして知られている。現在も酒造りの時期には一級酒造技能士の女性達が蔵に入り、酒造りを行っている。
宮尾登美子が新潟の酒蔵を舞台にした小説「藏」執筆前に「越乃寒梅」製造元の石本酒造を取材したところ「女性の酒造りなら新発田の王紋さんで話を聴くといい」と紹介され市島酒造を来訪。存命だった4代目蔵元長松の妻から昔の酒造りの様子を聞き取ったり、古い酒造り道具の実物を目にした。小説「藏」出版記念パーティには石本酒造蔵元と共に市島酒造6代目蔵元圀子が招待された。
蔵元の圀子とはその後も交流が続き、小説「クレオパトラ」完成後の1996年(平成8年)夏、「忙しいからゆっくり昼寝がしたい」と酒蔵の離れに2泊3日で滞在。圀子からは昼寝用にと伊東深水の美人画を柄にした浴衣を仕立て贈った。
酒蔵前に設置された石碑の文字「藏」の揮毫の際には「こんなもの書かせて!これからどれだけの人に見られるか分からないから100枚も練習したわよ」と蔵元と笑いあった逸話が残っている。
男心 本醸造生貯蔵300mlのガラス瓶に印刷された「男心」の文字は作曲家 遠藤実の直筆[13]。5代目蔵元眞平と懇意にしており、ある宴席で蔵元が新しく発売する生貯蔵酒の名前を相談したところ「男心」と名付けた。酔ったその場の遊びごころから利き手でない左手で筆をとり、書き上げた文字がそのままラベルになっている。蔵元が「『女心』はどうする?」と問うと「女心は出さないものだ」と当位即妙に答えた。 また自身最大のヒット曲「北国の春」の名を冠した酒を造ることを勧め、にごり酒「北国の春」が発売された。
1986年(昭和61年)七代目坂東簑助当時、舞踊坂東流の家元として市島本家の市島邸にて舞踊を披露した際、市島分家の酒蔵では5代目蔵元が急逝し妻が蔵元を継いだ話を耳にし、元気づけようと市島酒造へ来訪した。その縁により翌1987年(昭和62年)9月歌舞伎座での九代目坂東三津五郎襲名披露公演の際に「王紋」の積み樽[14]を贈呈。 同年の新発田巡業公演の際には九代目 坂東三津五郎、五代目坂東八十助(後の十代目坂東三津五郎)が酒蔵へ来訪した。
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